エロくて下品で豪快な「政界のドン」ベルルスコーニが逝く
Death of the “Teflon Don”
このパーティーでは修道女やローマ教皇、果てはバラク・オバマ元米大統領に扮したストリッパーたちが妖しいダンスでベルルスコーニとその取り巻きの劣情をあおる。
彼女たちが後に法廷で行った証言によれば、パーティーが終わると、ベルルスコーニは毎回現金と純金のネックレス入りの封筒をくれたという。
それ以前にもベルルスコーニの性的スキャンダルは何度も取り沙汰されていた。ほかの国ならとうに失脚してもおかしくないレベルだが、イタリアではなぜか政治家のセックス絡みの不品行は容認されるばかりか、むしろ支持率が上がったりする。
ただし、ルビーの一件ばかりはそうもいかなかった。イタリアでは性交同意年齢は14歳だが、合法的な売春ができるのは18歳以上。17歳相手の金品絡みの性行為は違法の買春だ。
プーチン批判をためらう
ベルルスコーニはリビアの独裁者、故ムアマル・カダフィにブンガブンガという言葉を教わり、自身の乱交パーティーをその名で呼ぶようになったようだ。
カダフィとベルルスコーニは極めて親密な仲だった。ベルルスコーニは08年にリビアを訪れ、イタリアの植民地支配の賠償として同国に50億ドルを投資することを約束してカダフィと友好協定を結んだ。
その見返りとしてカダフィはリビアから地中海を渡ってヨーロッパに向かうアフリカ人難民の流れを止めると約束したが、自分が「栓をひねれば、欧州を真っ黒にできる」と警告することも忘れなかった。
ベルルスコーニが親愛の情を示した盟友はカダフィだけではない。そして盟友たちの栄光と転落に伴い、彼の政治的影響力も消長を繰り返した。
盟友の1人はジョージ・W・ブッシュ元米大統領。その政権下では、イタリアはイギリスに次いでヨーロッパにおけるアメリカの「第2の親友」と見なされていた。
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