最新記事
アメリカ

15歳の女性サーファー、サメに襲われ6針縫う大けがを負う...足には生々しい傷跡

2023年6月7日(水)18時50分
飯野敬二
サメ

(写真はイメージです) Willyam Bradberry-Shutterstock

<サーフボードが流され、水中へと引きずり込まれた...>

ニュージャージー州・ケープメイ郡のストーン・ハーバーで、女性サーファーがサメに襲われた。女性は15歳のマギー・ドロズドウスキー。6針縫う大けがを負ったが、命に別状はなかった。地元メディアのCBSニュース・フィラデルフィアが報じた。

【動画・閲覧注意】15歳の女性サーファー、サメに襲われ6針縫う大けがを負う...足には生々しい傷跡

報道によると、5月のとある日曜日、ドロズドウスキーは友人とストーン・ハーバーの110番街のビーチ付近でサーフィンを楽しんでいた。ところが大きな波が押し寄せた時に、サーブボードが流され、水中にいたサメに足を噛まれてしまったという。

とにかく「全力で振り払った」

この恐怖体験について、ドロズドウスキーはCBSの取材にこう語っている。

「あまりにも驚いたため、陸に上がるまでは何が起きたのか、全く分かりませんでした。とても怖かったということくらいしか...水中で叫びました。本当に怖かったです」

サメは彼女を水中へと引きずり込もうとしていたため、「全力で振り払った」という。

「全力で振り払おうと必死でした。とても硬く、重い感触がありましたが、全力で振り払いました」

また友人のサラ・オドネルによると、ドロズドウスキーはその時、「何かが噛み付いてきた」と繰り返し叫んでいたそうだ。

「だから私は『サーフボードに乗ってその場を離れて』と言ったのです。だって、カニか何かだと思っていたので...まさかサメだとは思いませんでした」

ニュージャージー州で確認されているサメ襲撃は15件

サメ関連のデータを扱うインターナショナル・シャーク・アタック・ファイルによると、ニュージャージー州で確認されているサメの襲撃は15件で、最後に報告があったのは2006年のことだという。

今年の夏は海には入らずにビーチを楽しむというドロズドウスキー。彼女の負った生々しい傷跡を見たネットユーザーたちからは、「生きていてよかった」「もっと大きなサーフボードを買うべき」といった声が上がっている。

ニューズウィーク日本版 英語で学ぶ国際ニュース超入門
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2025年5月6日/13日号(4月30日発売)は「英語で学ぶ 国際ニュース超入門」特集。トランプ2.0/関税大戦争/ウクライナ和平/中国・台湾有事/北朝鮮/韓国新大統領……etc.

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


SDGs
使うほど脱炭素に貢献?...日建ハウジングシステムが「竹建築」の可能性に挑む理由
あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

パナソニックHDが今期中に1万人削減、グループの業

ワールド

インド、パキスタンによる国境全域での攻撃発表 パキ

ビジネス

日経平均は続伸、米英貿易合意や円安を好感 TOPI

ビジネス

日本製鉄、今期純利益は42%減の見通し 市場予想比
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:英語で学ぶ 国際ニュース超入門
特集:英語で学ぶ 国際ニュース超入門
2025年5月 6日/2025年5月13日号(4/30発売)

「ゼロから分かる」各国・地域情勢の超解説と時事英語

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    5月の満月が「フラワームーン」と呼ばれる理由とは?
  • 2
    ついに発見! シルクロードを結んだ「天空の都市」..最新技術で分かった「驚くべき姿」とは?
  • 3
    脂肪は自宅で燃やせる...理学療法士が勧める「3つの運動」とは?
  • 4
    健康は「何を食べないか」次第...寿命を延ばす「5つ…
  • 5
    骨は本物かニセモノか?...探検家コロンブスの「遺骨…
  • 6
    中高年になったら2種類の趣味を持っておこう...経営…
  • 7
    教皇選挙(コンクラーベ)で注目...「漁師の指輪」と…
  • 8
    恥ずかしい失敗...「とんでもない服の着方」で外出し…
  • 9
    韓国が「よく分からない国」になった理由...ダイナミ…
  • 10
    あのアメリカで「車を持たない」選択がトレンドに …
  • 1
    脂肪は自宅で燃やせる...理学療法士が勧める「3つの運動」とは?
  • 2
    健康は「何を食べないか」次第...寿命を延ばす「5つの指針」とは?
  • 3
    「2025年7月5日に隕石落下で大災害」は本当にあり得る? JAXA宇宙研・藤本正樹所長にとことん聞いてみた
  • 4
    【クイズ】世界で2番目に「軍事費」が高い国は?...1…
  • 5
    部下に助言した時、返事が「分かりました」なら失敗…
  • 6
    古代の遺跡で「動物と一緒に埋葬」された人骨を発見.…
  • 7
    5月の満月が「フラワームーン」と呼ばれる理由とは?
  • 8
    シャーロット王女とスペイン・レオノール王女は「どち…
  • 9
    日々、「幸せを実感する」生活は、実はこんなに簡単…
  • 10
    インドとパキスタンの戦力比と核使用の危険度
  • 1
    日本史上初めての中国人の大量移住が始まる
  • 2
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」ではない
  • 3
    脂肪は自宅で燃やせる...理学療法士が勧める「3つの運動」とは?
  • 4
    【心が疲れたとき】メンタルが一瞬で “最…
  • 5
    間食はなぜ「ナッツ一択」なのか?...がん・心疾患・抜…
  • 6
    健康は「何を食べないか」次第...寿命を延ばす「5つ…
  • 7
    「2025年7月5日に隕石落下で大災害」は本当にあり得…
  • 8
    北朝鮮兵の親たち、息子の「ロシア送り」を阻止する…
  • 9
    【クイズ】世界で最も「半導体の工場」が多い国どこ…
  • 10
    クレオパトラの墓をついに発見? 発掘調査を率いた…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中