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中国の労働節(メーデー)の大型連休に北部地方を旅行しようと決めた大学院生のカイ・チーシャンさん(22)は、ニューヨークからロサンゼルスまでの距離に匹敵する4000キロ余りを移動するため、レンタカーを借りられるお金があれば助かるのに、と思っていた。写真は4月28日の上海の鉄道駅(2023年 ロイター/Aly Song)
中国の労働節(メーデー)の大型連休に北部地方を旅行しようと決めた大学院生のカイ・チーシャンさん(22)は、ニューヨークからロサンゼルスまでの距離に匹敵する4000キロ余りを移動するため、レンタカーを借りられるお金があれば助かるのに、と思っていた。
実際に彼女が選んだ方法は、中国の若者の間で「特殊兵式旅行」と呼ばれる弾丸節約旅行だ。これは中国の個人消費の基調的な弱さを物語る新たな現象の一つで、新型コロナウイルスのパンデミックの落ち着きとともにようやく回復してきた中国の旅行産業に影を落としつつある。
カイさんが利用した交通手段の大半は鈍行列車とバス。これで大学院がある浙江省・杭州市を出発し、山西省一帯を周遊して帰ってきた。訪れたかった古いお寺や仏塔、石窟を巡るために1日約3万歩は歩き、泊まる場所は夜行列車と安宿を利用したおかげで、9日間に使ったお金はたった2500元(約5万円)だけ。
「私はそんなにお金を持っていないが、旅行はしたい。出費を抑えて最低限の資金で多くの場所に行ける。でも本当に疲れる」と本音をのぞかせた。
中国のソーシャルメディアでは、できるだけお金をかけずに積極的に観光地を見て回るやり方に、軍の特殊部隊による厳しい訓練になぞらえて「特殊兵式旅行」というハッシュタグ(検索目印)を付ける例が、労働節の連休前から連休中至る所で目にされた。
カイさんもネット上のやり取りで刺激を受け、実際の旅行者たちの節約ぶりに驚いた1人だ。
折しも中国では3年間にわたり、新型コロナウイルス感染を徹底的に封じ込める「ゼロコロナ」政策の下で多くの人がほぼ家に閉じ込められた生活を強いられていただけに、今年は国内旅行ブームが起きていることが、文化観光省のデータでよく分かる。
ほとんどの中国人にとって4月28日から5月3日まで続いた労働節連休の旅行件数は2億7400万件と、パンデミック前の2019年を19%上回った。
ところが旅行中の支出総額は1480億元で19年と変わらず、平均支出額は19年の603元より少ない540元にとどまった。
ワーキングディナーの席で顔をそろえた各国首脳(5月19日) MINISTRY OF FOREIGN AFFAIRS OF JAPANーHANDOUTーREUTERS
<アメリカ国内の足並みの乱れからG7は当初は期待されていなかった。しかし、G7諸国が相互の技術協力と中国との競争を重視するようになったことは既に大きな変化>
上海プライドも無期限停止(2019年の参加者) ALY SONGーREUTERS
<公然と偏見をあおり差別的な政策を推進するロシアなどと比べればましだという指摘もあるが>
中国は19日、インドが22─24日の20カ国・地域(G20)観光ワーキンググループ会合をパキスタンと領有権を争うカシミール地方のスリナガルで開催することに反発し、欠席を表明した。写真は3月2日、ニューデリーで撮影(2023年 代表撮影)
中国は19日、インドが22─24日の20カ国・地域(G20)観光ワーキンググループ会合をパキスタンと領有権を争うカシミール地方のスリナガルで開催することに反発し、欠席を表明した。
nemchinowa/iStock
<一人っ子政策の影響もあって人口の急激な減少傾向が顕著になってきた中国で、代理出産へのニーズが高まっているという>
China Winning New Central Asia Foothold, Edging U.S. Out of Russian Bastion
初の中央アジアサミットの開会前、トルクメニスタンのベルディムハメドフ大統領(左)と握手する中国の習近平国家主席(5月18日、陜西省上海市) Mark Cristino/REUTERS
<中国は今日から中央アジア5カ国の首脳を招いて初の中央アジアサミットを開催する。アメリカとの覇権争いの一環だ>