
ウラジーミル・プーチン大統領(2022年5月) Sputnik/Mikhail Metzel/Pool via REUTERS
<プーチンによる暗殺の指令があるのではないか、との疑いが強まる。大統領とっては「不審であること」に意味があるという>
'Visibly Limping' Putin Visits Crimea Amid ICC Warrant: Ukraine Official
クレムリンからのビデオ回線を通じてクリミアの発展について話し合うプーチン(3月17日) Sputnik/Mikhail Metzel/REUTERS
<ウクライナの内相顧問が、ロシアが一方的に併合したクリミアを訪問した時のプーチンの動画をツイッターに投稿。前日には、戦争犯罪容疑でICCから逮捕状を出されたばかりだった>
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は3月18日、ロシアによるクリミア半島併合9周年を祝うため、クリミア南部の都市セバストポリを訪問した。前日にはプーチンは国際司法裁判所(ICC)から、ウクライナ侵攻を巡る戦争犯罪の容疑で逮捕状を出されたばかりだ。
ウクライナ内相の顧問を務めるアントン・ゲラシチェンコは18日、ツイッターにクリミア訪問中のプーチンの動画を投稿し、「明らかに足を引きずっている」と主張した。
「クリミアに到着したプーチンは、明らかに足を引きずっている」と、ゲラシチェンコはコメントした。「クリミア併合の記念日を『祝う』ための訪問だという。だが併合は、ICCでプーチンの罪状の1つに加えられるべき犯罪だ」
ロシアによる侵攻が始まって以降、ウクライナではキーウやオデーサ、ヘルソンといった大都市やその近郊を巻き込んで激しい戦いが繰り広げられてきた。だがプーチンの「健康不安」が戦況を左右した様子はまだうかがえない。
19日にはロシア軍が占領したウクライナ南東部ドネツク州の要衝マリウポリを訪問して「犯罪者は犯行現場に戻るのが常だ」とウクライナ政府幹部に皮肉られ、20日からはモスクワで中国の習近平国家主席と会談する。
ウラジーミル・プーチン大統領(2022年5月) Sputnik/Mikhail Metzel/Pool via REUTERS
<プーチンによる暗殺の指令があるのではないか、との疑いが強まる。大統領とっては「不審であること」に意味があるという>
モスクワ中央径線(MCD)開通式典に出席したプーチン(2019年11月) Sputnik/Alexei Druzhinin/Kremlin via REUTERS
<ある時から自身のYouTubeページに、私的な電話の通話内容が一語一語書き起こされたコメントが付くようになった>
@khodorkovskylive/YouTube
<プーチン列車の写真をブログに投稿してしまった鉄道オタクの男性。ある時から自身のYouTubeページに、私的な電話の通話内容が一語一語書き起こされたコメントが付くようになった>
@edfranks/Twitter
<プーチンによる暗殺の指令があるのではないか、との疑いが強まる。大統領とっては「不審であること」に意味があるという>
ポーランドのドゥダ大統領は3月16日、旧ソ連製のミグ29戦闘機4機を数日中にウクライナに送ると明らかにした。ウクライナへの同盟諸国による戦闘機供与決定は今回が初めて。写真は 2013年8月、ポーランドのラドムでの航空ショーで撮影された同国空軍のミグ29(2023年 ロイター/Kacper Pempel)
ポーランドのドゥダ大統領は16日、旧ソ連製のミグ29戦闘機4機を数日中にウクライナに送ると明らかにした。ウクライナへの同盟諸国による戦闘機供与決定は今回が初めて。