最新記事
ロシア情勢

【動画】プーチンが今度は「足を引きずっていた」?──これまでの病的症状も一気見!

'Visibly Limping' Putin Visits Crimea Amid ICC Warrant: Ukraine Official

2023年3月20日(月)14時43分
ファトマ・ハレド

クレムリンからのビデオ回線を通じてクリミアの発展について話し合うプーチン(3月17日) Sputnik/Mikhail Metzel/REUTERS

<ウクライナの内相顧問が、ロシアが一方的に併合したクリミアを訪問した時のプーチンの動画をツイッターに投稿。前日には、戦争犯罪容疑でICCから逮捕状を出されたばかりだった>

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は3月18日、ロシアによるクリミア半島併合9周年を祝うため、クリミア南部の都市セバストポリを訪問した。前日にはプーチンは国際司法裁判所(ICC)から、ウクライナ侵攻を巡る戦争犯罪の容疑で逮捕状を出されたばかりだ。

ウクライナ内相の顧問を務めるアントン・ゲラシチェンコは18日、ツイッターにクリミア訪問中のプーチンの動画を投稿し、「明らかに足を引きずっている」と主張した。

「クリミアに到着したプーチンは、明らかに足を引きずっている」と、ゲラシチェンコはコメントした。「クリミア併合の記念日を『祝う』ための訪問だという。だが併合は、ICCでプーチンの罪状の1つに加えられるべき犯罪だ」

ロシアによる侵攻が始まって以降、ウクライナではキーウやオデーサ、ヘルソンといった大都市やその近郊を巻き込んで激しい戦いが繰り広げられてきた。だがプーチンの「健康不安」が戦況を左右した様子はまだうかがえない。

19日にはロシア軍が占領したウクライナ南東部ドネツク州の要衝マリウポリを訪問して「犯罪者は犯行現場に戻るのが常だ」とウクライナ政府幹部に皮肉られ、20日からはモスクワで中国の習近平国家主席と会談する。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

ドイツ輸出、5月は予想以上の減少 米国向けが2カ月

ビジネス

旧村上ファンド系、フジ・メディアHD株を買い増し 

ワールド

赤沢再生相、米商務長官と電話協議 「自動車合意なけ

ビジネス

日経平均は反発、対日関税巡り最悪シナリオ回避で安心
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:大森元貴「言葉の力」
特集:大森元貴「言葉の力」
2025年7月15日号(7/ 8発売)

時代を映すアーティスト・大森元貴の「言葉の力」の源泉にロングインタビューで迫る

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    シャーロット王女の「ロイヤル・ボス」ぶりが話題に...「曾祖母エリザベス女王の生き写し」
  • 2
    ディズニー・クルーズラインで「子供が海に転落」...父親も飛び込み大惨事に、一体何が起きたのか?
  • 3
    「飛行機内が臭い...」 原因はまさかの「座席の下」だった...異臭の正体にネット衝撃
  • 4
    アリ駆除用の「毒餌」に、アリが意外な方法で「反抗…
  • 5
    「ヒラリーに似すぎ」なトランプ像...ディズニー・ワ…
  • 6
    「やらかした顔」がすべてを物語る...反省中のワンコ…
  • 7
    米テキサス州洪水「大規模災害宣言」...被害の陰に「…
  • 8
    為末大×TAKUMI──2人のプロが語る「スポーツとお金」 …
  • 9
    後ろの川に...婚約成立シーンを記録したカップルの幸…
  • 10
    中国は台湾侵攻でロシアと連携する。習の一声でプー…
  • 1
    ディズニー・クルーズラインで「子供が海に転落」...父親も飛び込み大惨事に、一体何が起きたのか?
  • 2
    「やらかした顔」がすべてを物語る...反省中のワンコに1400万人が注目
  • 3
    後ろの川に...婚約成立シーンを記録したカップルの幸せ映像に「それどころじゃない光景」が映り込んでしまう
  • 4
    【クイズ】「宗教を捨てる人」が最も多い宗教はどれ?
  • 5
    職場でのいじめ・パワハラで自死に追いやられた21歳…
  • 6
    為末大×TAKUMI──2人のプロが語る「スポーツとお金」 …
  • 7
    「本物の強さは、股関節と脚に宿る」...伝説の「元囚…
  • 8
    「飛行機内が臭い...」 原因はまさかの「座席の下」…
  • 9
    シャーロット王女の「ロイヤル・ボス」ぶりが話題に..…
  • 10
    アリ駆除用の「毒餌」に、アリが意外な方法で「反抗…
  • 1
    「コーヒーを吹き出すかと...」ディズニーランドの朝食が「高額すぎる」とSNSで大炎上、その「衝撃の値段」とは?
  • 2
    「あまりに愚か...」国立公園で注意を無視して「予測不能な大型動物」に近づく幼児連れ 「ショッキング」と映像が話題に
  • 3
    庭にクマ出没、固唾を呑んで見守る家主、そして次の瞬間...「信じられない行動」にネット驚愕
  • 4
    10歳少女がサメに襲われ、手をほぼ食いちぎられる事…
  • 5
    JA・卸売業者が黒幕説は「完全な誤解」...進次郎の「…
  • 6
    気温40℃、空港の「暑さ」も原因に?...元パイロット…
  • 7
    ディズニー・クルーズラインで「子供が海に転落」...…
  • 8
    燃え盛るロシアの「黒海艦隊」...ウクライナの攻撃で…
  • 9
    「小麦はもう利益を生まない」アメリカで農家が次々…
  • 10
    イランを奇襲した米B2ステルス機の謎...搭乗した専門…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中