最新記事
日本社会

2月の司法試験もダメなら仕事もビザも危うい? 窮地に立つ小室圭さんを救う眞子さんの次なる手は......

2022年1月23日(日)11時40分
元木昌彦(ジャーナリスト) *PRESIDENT Onlineからの転載

秋篠宮はかねてから「結婚は娘たちの意思をできるだけ尊重したい」といっていたが、状況は一変してしまった。

「秋篠宮さまは、眞子さんのような"類例のない結婚"を、佳子さまには絶対にさせないと決意なさっている。お相手への調査も辞さない覚悟でおられます」(秋篠宮家関係者)

しかし、眞子さんより活発で、眞子さん以上に皇室から出たいという気持ちが強いといわれる佳子さんが、秋篠宮の考えに素直に従うとは思えない。秋篠宮も頭が痛いことだろう。

悠仁さまの筑波大附属進学は「特別扱い」なのか

第3の壁は、現在中学3年生の長男・悠仁さんの高校進学問題だという。

文春によれば、筑波大学附属高校に進学することに決まったようだ。現在通っているお茶の水女子大附属中学と筑波大附属高校は「提携校進学制度」を導入していて、特別入試で進学できるという。

しかし、小室圭さんがフォーダム大に入学の申し込みをする際、「眞子さんのフィアンセ」といったのではないか、超難関の奨学金を受けられたのも「特別扱い」されたからではないかという疑惑を招き、国民から反発する声が出た。

今度も、悠仁さんが筑波大附属に入学すれば、再び「特別扱い」をしたのではないかという批判が起こりかねないというのである。

しかし、これはおかしい。文春も悠仁さんは「勉強以外の体育や音楽などの成績もよく、一、二年生時代も含めて全科目優秀だそうです」(秋篠宮家関係者)と書いているではないか。実力も十分にあり内申点も抜群だとすれば、偏差値67の名門進学校に入っても不思議ではない。

眞子さんの結婚問題が起きて以降、何をやっても批判されると、秋篠宮はさぞ嘆いていることだろう。

週刊新潮は「世知に長けているという思いがあるのでは」

週刊新潮(1/13日号)は、眞子さんが皇室を敬わない男性と結婚してしまったのも、次女の佳子さんが母親の意向に逆らってダンスに打ち込んだのも、悠仁さんの帝王教育が十分でないのも、"自由""放任"で、"公"としての意識を養う教育がなされてこなかったからだといわんばかりである。

そのうえ、秋篠宮には兄である天皇よりも自分のほうが世知に長けているという思いがあるのではないかと、疑問を呈している。

皇太子時代の2004年5月、雅子妃をめぐる報道について「人格否定発言」をした時、秋篠宮は誕生日会見で「会見の前にせめて陛下と話をするべきだった」と批判し、平成の壬申の乱などと騒がれた。

また、大嘗祭が公費で催されることに疑義を呈し、「身の丈にあった儀式にすれば」と、兄の儀式に水を差すような発言もあった。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

トランプ政権、予算教書を公表 国防以外で1630億

ビジネス

NY外為市場=ドル下落、堅調な雇用統計受け下げ幅縮

ワールド

トランプ氏誕生日に軍事パレード、6月14日 陸軍2

ワールド

トランプ氏、ハーバード大の免税資格剥奪を再表明 民
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:英語で学ぶ 国際ニュース超入門
特集:英語で学ぶ 国際ニュース超入門
2025年5月 6日/2025年5月13日号(4/30発売)

「ゼロから分かる」各国・地域情勢の超解説と時事英語

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「2025年7月5日に隕石落下で大災害」は本当にあり得る? JAXA宇宙研・藤本正樹所長にとことん聞いてみた
  • 2
    日本の未婚男性の「不幸感」は他国と比べて特異的に高く、女性では反対に既婚の方が高い
  • 3
    日々、「幸せを実感する」生活は、実はこんなに簡単に作れる...カギを握る「2時間」の使い方
  • 4
    インドとパキスタンの戦力比と核使用の危険度
  • 5
    目を「飛ばす特技」でギネス世界記録に...ウルグアイ…
  • 6
    宇宙からしか見えない日食、NASAの観測衛星が撮影に…
  • 7
    インド北部の「虐殺」が全面「核戦争」に発展するか…
  • 8
    タイタニック生存者が残した「不気味な手紙」...何が…
  • 9
    日本史上初めての中国人の大量移住が始まる
  • 10
    金を爆買いする中国のアメリカ離れ
  • 1
    日本史上初めての中国人の大量移住が始まる
  • 2
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」ではない
  • 3
    MRI検査で体内に「有害金属」が残留する可能性【最新研究】
  • 4
    ロシア国内エラブガの軍事工場にウクライナが「ドロ…
  • 5
    中国で「ネズミ人間」が増殖中...その驚きの正体とは…
  • 6
    日本の未婚男性の「不幸感」は他国と比べて特異的に…
  • 7
    マリフアナを合法化した末路とは? 「バラ色の未来…
  • 8
    タイタニック生存者が残した「不気味な手紙」...何が…
  • 9
    「2025年7月5日に隕石落下で大災害」は本当にあり得…
  • 10
    インド北部の「虐殺」が全面「核戦争」に発展するか…
  • 1
    【話題の写真】高速列車で前席のカップルが「最悪の行為」に及ぶ...インド人男性の撮影した「衝撃写真」にネット震撼【画像】
  • 2
    日本史上初めての中国人の大量移住が始まる
  • 3
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」ではない
  • 4
    健康寿命を伸ばすカギは「人体最大の器官」にあった.…
  • 5
    【心が疲れたとき】メンタルが一瞬で “最…
  • 6
    間食はなぜ「ナッツ一択」なのか?...がん・心疾患・抜…
  • 7
    北朝鮮兵の親たち、息子の「ロシア送り」を阻止する…
  • 8
    【クイズ】世界で最も「半導体の工場」が多い国どこ…
  • 9
    クレオパトラの墓をついに発見? 発掘調査を率いた…
  • 10
    MRI検査で体内に「有害金属」が残留する可能性【最新…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中