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2月の司法試験もダメなら仕事もビザも危うい? 窮地に立つ小室圭さんを救う眞子さんの次なる手は......

2022年1月23日(日)11時40分
元木昌彦(ジャーナリスト) *PRESIDENT Onlineからの転載

秋篠宮は、「国民の思いに通じている自分が代弁した」と考えているようだが、では、大嘗祭に支出された公費は22億5000万円だったが、ご自身の宮邸の増改築費には約33億円ものカネが注ぎ込まれている。整合性がとれないではないのかと問う。

しかし、人格否定発言の時、公より私を優先すると批判されたのは皇太子(当時)のほうであった。大嘗祭の費用に言及したのは相当な覚悟があってのことで、考え方自体は間違っていないと思う。

メディアの特性は朝令暮改である。風の吹きようでどうにでも変わるのだ。

環境も考え方も違う友人を得ることは必ず心の糧になる

やはり新潮で皇室ジャーナリストが、「学習院に進んだ方が、皇室への理解も深く、お立場をよく理解しているお相手に出会える可能性が高まる」といっているが、私は頷けない。ひと言でいえばカビの生えた古臭い考え方である。

秋篠宮が娘2人を入れたのが学習院大ではなく国際基督教大学だったことは非難されることではない。

そこで恋愛をし、結婚相手を見つけることも想定内だったに違いない。相手が悪かったというかもしれないが、人を好きになるというのはそういうことである。すべてを調べ尽くして結婚した相手でも、うまくいかないケースは世間に掃いて捨てるほどある。

悠仁さんの教育にしても、上皇が皇太子の時に教育係を務めた小泉信三(慶應義塾塾長)のような存在がない現在、一般人と同じ机で学び、多くの友や優れた師を得るほうがいいと判断したのであろう。

小泉信三もこういっている。「人生において、万巻の書を読むより、優れた人物に一人でも多く会うほうがどれだけ勉強になるか」

自分とはまったく違う環境で育ち、考え方もさまざまな友人たちと語り合い、彼らの本音を知ることは、将来必ず悠仁さんの心の糧になるに違いない。

秋篠宮が今やるべきことは、自分の信じた道を迷わずこのまま歩み続けることである。長男は父親の背中を見て育つのだから。

元木昌彦

ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任する。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)『編集者の教室』(徳間書店)『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)、近著に『野垂れ死に ある講談社・雑誌編集者の回想』(現代書館)などがある。


※当記事は「PRESIDENT Online」からの転載記事です。元記事はこちら
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