欧州連合(EU)離脱に伴う交渉を担う英国のフロスト首席交渉官は19日、通商交渉に対するEU側の姿勢に根本的な変化がなければ、英国は協議を再開する意味がないと考えているとし、交渉再開を巡る楽観論に冷や水を浴びせた。
一方、ゴーブ内閣府担当相はこれより先に、双方が先週の交渉決裂後に、通商協議加速と法的文書作成の必要性について合意したと述べていた。
フロスト氏は、EUのバルニエ首席交渉官と建設的な話し合いを行ったとツイッターに投稿し、「EUはなお協議へのアプローチを根本的に変える必要がある。われわれは緊密に連絡を取り合う」と述べた。
バルニエ氏は、EUが「あらゆる項目で法的文書に基づいて、今週のロンドンでの会談を加速する」用意があると投稿した。
ゴーブ氏はバルニエ氏の投稿を歓迎し、「EUの一部で建設的な動きがあった。私は怒りともに過去を振り返るのではなく、楽観的に前向きになることを好む」と述べた。
ゴーブ氏の発言を受け貿易協議再開への期待が高まったが、ジョンソン首相の報道官は、直ちに再開は見通せないと述べた。

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