最新記事

ポスト安倍

自民党総裁選告示、石破・菅・岸田氏が届け出 

2020年9月8日(火)13時03分

9月8日 安倍晋三首相の辞任表明に伴う自民党総裁選が午前告示され、石破茂元幹事長、菅義偉官房長官と岸田文雄政調会長が立候補を届け出た。REUTERS/Yuya Shino/Kim Kyung-Hoon/Katsumi Kasahara

安倍晋三首相の辞任表明に伴う自民党総裁選が8日午前告示され、菅義偉官房長官と岸田文雄政調会長、石破茂元幹事長が立候補を届け出た。届け出順は石破氏、菅氏、岸田氏の順。

総裁選は、全国一斉の党員投票を行わない簡易形式で、両院議員総会で新総裁を選出。国会議員394、地方141の計535票で競う。約4分の3を占める議員票は、菅氏が5派閥の支持を得ており優勢とみられる。

3氏は8日午後に所見表明、共同会見に臨むほか、9日も党主催討論会、12日には日本記者クラブ主催の公開討論会が開かれる。12日にはニコニコ動画主催討論会の開催も調整中だ。

投開票は14日。16日には臨時国会が召集され首班指名選挙が実施される。新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から街頭演説は行わない異例の選挙となる。

約4分の1の地方票では47都道府県連が各3票ずつ投じる。大多数の都道府県連が党員投票を取り入れた予備選を実施。過半が党員投票数に応じて各候補に3票を配分する「ドント方式」を採用する。党員投票で1位の候補に3票すべて投じる「総取り方式」の県もある。

菅義偉官房長官と岸田文雄政調会長、石破茂元幹事長の推薦人名簿は以下の通り。◎は推薦人代表、○は選挙責任者、届け出順

●石破茂

鴨下一郎◎、山本有二○、赤澤亮正、伊藤達也、門山宏哲、神山佐市、後藤田正純、斎藤健、平将明、橘慶一郎、渡海紀三朗、冨樫博之、中谷元、福山守、三原朝彦、村上誠一郎、八木哲也、山下貴司、中西哲、舞立昇治

●菅義偉

浜田靖一◎、山口泰明○、木村弥生、河野太郎、坂本哲志、塩谷立、鈴木貴子、西銘恒三郎、平沢勝栄、藤原崇、牧島かれん、牧原秀樹、山田美樹、吉川貴盛、有村治子、石井浩郎、柘植芳文、鶴保庸介、山本順三、吉川ゆうみ

●岸田文雄

遠藤利明◎、根本匠○、畦元将吾、小里泰弘、大西宏幸、加藤鮎子、金子俊平、上川陽子、国光あやの、辻清人、西田昭二、深澤陽一、堀内詔子、本田太郎、村井英樹、吉川赳、足立敏之、こやり隆史、林芳正、藤木真也

(竹本能文)

[ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます


【話題の記事】
・風雲急を告げるポスト安倍レース 後継候補の顔ぶれは?
・巨大クルーズ船の密室で横行するレイプ
・「アベノミクスは買い」だったのか その功罪を識者はこうみる
・韓国、ユーチューブが大炎上 芸能人の「ステマ」、「悪魔編集」がはびこる


20200915issue_cover150.jpg
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

9月15日号(9月8日発売)は「米大統領選2020:トランプの勝算 バイデンの誤算」特集。勝敗を分けるポイントは何か。コロナ、BLM、浮動票......でトランプの再選確率を探る。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

スペイン北部で火災旋風発生、数百人が避難

ワールド

インドネシアのAI国家戦略、「ソブリンAIファンド

ワールド

米韓大統領が25日に会談、安全保障・経済分野を協議

ワールド

豪企業信頼感指数、7月は約3年ぶり高水準 サービス
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:Newsweek Exclusive 昭和100年
特集:Newsweek Exclusive 昭和100年
2025年8月12日/2025年8月19日号(8/ 5発売)

現代日本に息づく戦争と復興と繁栄の時代を、ニューズウィークはこう伝えた

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    産油国イラクで、農家が太陽光発電パネルを続々導入する切実な理由
  • 2
    「触ったらどうなるか...」列車をストップさせ、乗客を30分間も足止めした「予想外の犯人」にネット騒然
  • 3
    イラン人は原爆資料館で大泣きする...日本人が忘れた「復讐の技術」とは
  • 4
    イラッとすることを言われたとき、「本当に頭のいい…
  • 5
    デカすぎ...母親の骨盤を砕いて生まれてきた「超巨大…
  • 6
    なぜ「あなたの筋トレ」は伸び悩んでいるのか?...筋…
  • 7
    【徹底解説】エプスタイン事件とは何なのか?...トラ…
  • 8
    「靴を脱いでください」と言われ続けて100億足...ア…
  • 9
    こんな症状が出たら「メンタル赤信号」...心療内科医…
  • 10
    「古い火力発電所をデータセンターに転換」構想がWin…
  • 1
    こんな症状が出たら「メンタル赤信号」...心療内科医が伝授、「働くための」心とカラダの守り方とは?
  • 2
    デカすぎ...母親の骨盤を砕いて生まれてきた「超巨大ベビー」の姿にSNS震撼「ほぼ幼児では?」
  • 3
    デンマークの動物園、飼えなくなったペットの寄付を呼びかけ ライオンのエサに
  • 4
    山道で鉢合わせ、超至近距離に3頭...ハイイログマの…
  • 5
    イラン人は原爆資料館で大泣きする...日本人が忘れた…
  • 6
    【クイズ】次のうち、「軍用機の保有数」で世界トッ…
  • 7
    職場のメンタル不調の9割を占める「適応障害」とは何…
  • 8
    イラッとすることを言われたとき、「本当に頭のいい…
  • 9
    こんなにも違った...「本物のスター・ウォーズ」をデ…
  • 10
    これぞ「天才の発想」...スーツケース片手に長い階段…
  • 1
    「週4回が理想です」...老化防止に効くマスターベーション、医師が語る熟年世代のセルフケア
  • 2
    こんな症状が出たら「メンタル赤信号」...心療内科医が伝授、「働くための」心とカラダの守り方とは?
  • 3
    その首輪に書かれていた「8文字」に、誰もが言葉を失った
  • 4
    デカすぎ...母親の骨盤を砕いて生まれてきた「超巨大…
  • 5
    デンマークの動物園、飼えなくなったペットの寄付を…
  • 6
    ウォーキングだけでは「寝たきり」は防げない──自宅…
  • 7
    頭はどこへ...? 子グマを襲った「あまりの不運」が…
  • 8
    山道で鉢合わせ、超至近距離に3頭...ハイイログマの…
  • 9
    イラン人は原爆資料館で大泣きする...日本人が忘れた…
  • 10
    12歳の娘の「初潮パーティー」を阻止した父親の投稿…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中