最新記事

パンデミック

新型コロナウイルスをめぐる各国の最新状況まとめ(17日現在)

2020年4月17日(金)20時30分

■イタリア、新型コロナ死者増加ペース鈍化 新規感染者の伸び加速

イタリア保健当局は16日、新型コロナウイルス感染症による死者が前日から525人増え、累計2万2170人に達したと発表した。しかし1日の死者は前日の578人から減少し、12日以来の低水準となった。

■FRBはGDP成長目標導入を、新型コロナ対応でダラス連銀幹部

米ダラス地区連銀の幹部は16日、新型コロナウイルスが経済を直撃する中、連邦準備理事会(FRB)は金融政策として国内総生産(GDP)成長目標を導入すべきという考えを示した。

■アフリカ地域の新型コロナ感染、3─6カ月で1000万人=WHO

世界保健機関(WHO)は16日、アフリカ地域の新型コロナウイルス感染者数は向こう3─6カ月で1000万人に膨れ上がる恐れがあると警告した。

■スペイン、新型コロナ死者1.9万人突破 自治州データ修正でさらに増加も

スペイン保健当局は16日、新型コロナウイルス感染症による死者が過去24時間で551人増え、累計1万9130人に達したと発表した。1日の死者は前日の523人から増加した。

■米、IMFのSDR配分枠創出に反対=ムニューシン財務長官

ムニューシン米財務長官は16日、米国は新型コロナウイルス対策の一環である国際通貨基金(IMF)の特別引出権(SDR)の新規配分枠創出を通じた流動性供給に反対すると述べた。

■米、新型コロナ死者3.1万人突破 感染者63.5万人=ロイター集計

ロイターの集計によると、米国の新型コロナウイルス感染症による死者が16日、3万1000人を突破した。感染者は累計63万5000人と、前日から3万人増え、1日の増加としては5日ぶりの高さとなる。

■FRB、中小企業支援策は「フル稼働」

米連邦準備理事会(FRB)は16日、新型コロナウイルスの影響を受ける中小企業への資金繰り支援策について、「フル稼働」していると表明した。

■OPEC、石油需要予想を再下方修正 「歴史的ショック」に直面

石油輸出国機構(OPEC)は16日、新型コロナウイルスの流行に伴う「歴史的なショック」を理由に、2020年の世界石油需要見通しを下方修正した。下方修正は2度目だが、一段の引き下げもあり得るとの見解を示した。

■ECB、ユーロ圏「分断」回避へ追加措置の用意=シュナーベル専務理事

欧州中央銀行(ECB)のシュナーベル専務理事は16日、ユーロ圏での金融の分断を回避するためにECBはさらなる措置を講じる用意があると述べた。イタリア国債とドイツ国債の利回り格差が拡大していることが背景。

■米大手行、資本2000億ドル調達をーミネアポリス連銀総裁=FT

米ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁は16日、英フィナンシャル・タイムズ紙(FT)に寄稿し、新型コロナウイルスの感染が拡大しており、米国の大手銀行は直ちに2000億ドルの資本を調達すべきだと主張した。

■ECB、ユーロ圏経済の大幅な縮小を予想=ラガルド総裁

欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は16日、国際通貨金融委員会(IMFC)で講演し、ECBはユーロ圏経済の「大幅な縮小」に身構えており、少なくとも当初はインフレ率が鈍化する見通しだと述べた。

■新型コロナ、欧州が中心地に 感染者100万人に迫る=WHO

世界保健機関(WHO)のハンス・クルーゲ欧州事務局長は16日、欧州が新型コロナウイルス感染症の中心地となっており、感染者が100万人に迫っていると表明した。

■独VWなど一部国内工場の生産を来週再開へ コロナ規制緩和で

独フォルクスワーゲン(VW)とメルセデスベンツは来週、国内の新型コロナウイルス規制が緩和されることを受け、一部工場で生産を再開する見通しだ。

■米大手行、資本2000億ドル調達をーミネアポリス連銀総裁=FT

米ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁は16日、英フィナンシャル・タイムズ紙(FT)に寄稿し、新型コロナウイルスの感染が拡大しており、米国の大手銀行は直ちに2000億ドルの資本を調達すべきだと主張した。

■ネット通販の独ザランド、4月に販売回復 「予想以上のペース」

ドイツの衣料ネット通販大手ザランドは16日、第2・四半期の業績が上向くとの見通しを示した。3月の販売は減少したものの、4月に入り回復しているという。


【関連記事】
・東京都で新たに201人の新型コロナウイルス感染確認 1日で過去最多
・新型コロナウイルス、モノの表面にはどのくらい残り続ける?
・コロナ対策の優等生、台湾の評価が急上昇
・イタリア、新型コロナウイルス新規感染者は鈍化 死者なお高水準

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

マネタリーベース、国債売却増で18年ぶり減少幅 Q

ビジネス

三井物産、連結純利益予想を上方修正 LNGや金属資

ワールド

EUが排出量削減目標のさらなる後退検討、COP30

ビジネス

大林組、26年3月期業績予想を増益に修正 市場予想
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:高市早苗研究
特集:高市早苗研究
2025年11月 4日/2025年11月11日号(10/28発売)

課題だらけの日本の政治・経済・外交を初の女性首相はこう変える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎の存在」がSNSで話題に、その正体とは?
  • 2
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 3
    「あなたが着ている制服を...」 乗客が客室乗務員に「非常識すぎる」要求...CAが取った行動が話題に
  • 4
    「日本のあの観光地」が世界2位...エクスペディア「…
  • 5
    これをすれば「安定した子供」に育つ?...児童心理学…
  • 6
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」は…
  • 7
    虹に「極限まで近づく」とどう見える?...小型機パイ…
  • 8
    「白人に見えない」と言われ続けた白人女性...外見と…
  • 9
    高市首相に注がれる冷たい視線...昔ながらのタカ派で…
  • 10
    【ウクライナ】要衝ポクロウシクの攻防戦が最終局面…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読み方は?
  • 3
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎の存在」がSNSで話題に、その正体とは?
  • 4
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」は…
  • 5
    【ウクライナ】要衝ポクロウシクの攻防戦が最終局面…
  • 6
    9歳女児が行方不明...失踪直前、防犯カメラに映った…
  • 7
    【クイズ】1位は「蚊」...世界で「2番目に」人間を殺…
  • 8
    女性の後を毎晩つけてくるストーカー...1週間後、雨…
  • 9
    「日本のあの観光地」が世界2位...エクスペディア「…
  • 10
    だまされやすい詐欺メールTOP3を専門家が解説
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 3
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 4
    かばんの中身を見れば一発でわかる!「認知症になり…
  • 5
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 6
    悲しみで8年間「羽をむしり続けた」オウム...新たな…
  • 7
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読…
  • 8
    【クイズ】日本でツキノワグマの出没件数が「最も多…
  • 9
    お腹の脂肪を減らす「8つのヒント」とは?...食事以…
  • 10
    増加する「子どもを外注」する親たち...ネオ・ネグレ…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中