最新記事

感染症

新型コロナウイルスをめぐる各国の最新状況まとめ(7日現在)

2020年3月7日(土)11時05分

イタリア当局は5日、新型コロナウイルス感染の死者が過去24時間で41人増えて148人に達したと発表した。感染者も3858人と、前日の3089人から増加した。トリノで撮影(2020年 ロイター/MASSIMO PINCA)

■G20、新型ウイルス巡り状況注視 「適切に追加行動取る用意」

20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁は6日、新型コロナウイルスの感染拡大が市場や経済状況に与える影響を含め、新型ウイルスに関する状況を注意深く監視していると表明した。

■米政権、航空会社などに納税猶予検討 新型ウイルスの影響軽減へ

米ホワイトハウスは、新型コロナウイルスの感染拡大で予約減少などの影響を受けているクルーズ船運営会社や航空会社、観光業者に対し、一時的な税免除措置を検討している。関係筋が6日明らかにした。

■世界の新型ウイルス感染10万人突破、伊・イランなどで拡大目立つ

世界の新型コロナウイルス感染者数が6日、10万人を突破した。中国での感染ペースが鈍化する一方、イタリアやイラン、韓国など、中国以外での感染拡大が際立っている。

■米アップル、本社従業員1.2万人に在宅勤務要請 店舗は営業継続

米アップルは6日、カリフォルニア州北部のシリコンバレーにある本社「アップルパーク」で勤務する従業員1万2000人に対し、新型コロナウイルスへの予防措置として可能なら在宅勤務を行うよう要請した。

■米、中国からの輸入医療用品に対する関税免除 新型肺炎拡大で

米通商代表部(USTR)がマスクや消毒用ウェットティッシュ、検査用手袋など中国から輸入される多数の医療用品に対する関税を免除したことが、6日付の公開資料で明らかになった。

■大手金融機関で在宅勤務や社員分散配置の動き、新型肺炎対策

新型コロナウイルスの感染が世界的に拡大する中、仏ソシエテ・ジェネラルや米バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)を含む大手金融機関の間で在宅勤務の奨励や社員の分散配置などの動きが広がっている。

■伊、新型ウイルス死者が中国外で最多の197人 感染4636人

イタリア保健当局は6日、新型コロナウイルスの感染による死者が49人増加し、197人に達したと発表した。

■新型肺炎で中国の銀行不良債権増加、リスク吸収可能=銀保監会

中国銀行保険監督管理委員会(CBIRC)は6日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、中国の銀行部門が抱える不良債権が増加したことを明らかにした。ただ増加は一時的なもので、感染拡大に関連する金融リスクは吸収できるとした。

■新型肺炎、ワクチン開発に20億ドル必要=感染症対策組織

世界的に感染が拡大している新型コロナウイルスについて、世界的な官民連携でワクチン開発を進めている「感染症流行対策イノベーション連合(CEPI)」は6日、ワクチン開発に20億ドルの資金が必要になるとの見解を示した。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

米新規失業保険申請、2.7万件減の19.1万件 3

ワールド

米メタ、メタバース事業の予算を最大30%削減との報

ワールド

トランプ氏、USMCA離脱を来年決定も─USTR代

ビジネス

米人員削減、11月は前月比53%減 新規採用は低迷
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:日本時代劇の挑戦
特集:日本時代劇の挑戦
2025年12月 9日号(12/ 2発売)

『七人の侍』『座頭市』『SHOGUN』......世界が愛した名作とメイド・イン・ジャパンの新時代劇『イクサガミ』の大志

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    戦争中に青年期を過ごした世代の男性は、終戦時56%しか生き残れなかった
  • 2
    イスラエル軍幹部が人生を賭けた内部告発...沈黙させられる「イスラエルの良心」と「世界で最も倫理的な軍隊」への憂い
  • 3
    【クイズ】17年連続でトップ...世界で1番「平和な国」はどこ?
  • 4
    高市首相「台湾有事」発言の重大さを分かってほしい
  • 5
    日本酒の蔵元として初の快挙...スコッチの改革に寄与…
  • 6
    「ロシアは欧州との戦いに備えている」――プーチン発…
  • 7
    見えないと思った? ウィリアム皇太子夫妻、「車内の…
  • 8
    【トランプ和平案】プーチンに「免罪符」、ウクライ…
  • 9
    【クイズ】日本で2番目に「ホタテの漁獲量」が多い県…
  • 10
    白血病細胞だけを狙い撃ち、殺傷力は2万倍...常識破…
  • 1
    7歳の息子に何が? 学校で描いた「自画像」が奇妙すぎた...「心配すべき?」と母親がネットで相談
  • 2
    100年以上宇宙最大の謎だった「ダークマター」の正体を東大教授が解明? 「人類が見るのは初めて」
  • 3
    128人死亡、200人以上行方不明...香港最悪の火災現場の全貌を米企業が「宇宙から」明らかに
  • 4
    戦争中に青年期を過ごした世代の男性は、終戦時56%…
  • 5
    【銘柄】関電工、きんでんが上昇トレンド一直線...業…
  • 6
    【クイズ】世界遺産が「最も多い国」はどこ?
  • 7
    人生の忙しさの9割はムダ...ひろゆきが語る「休む勇…
  • 8
    イスラエル軍幹部が人生を賭けた内部告発...沈黙させ…
  • 9
    日本酒の蔵元として初の快挙...スコッチの改革に寄与…
  • 10
    【寝耳に水】ヘンリー王子&メーガン妃が「大焦り」…
  • 1
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に...日本からは、もう1都市圏がトップ10入り
  • 2
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後」の橋が崩落する瞬間を捉えた「衝撃映像」に広がる疑念
  • 3
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 4
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 5
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸…
  • 6
    「999段の階段」を落下...中国・自動車メーカーがPR…
  • 7
    まるで老人...ロシア初の「AIヒト型ロボット」がお披…
  • 8
    「髪形がおかしい...」実写版『モアナ』予告編に批判…
  • 9
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
  • 10
    インド国産戦闘機に一体何が? ドバイ航空ショーで…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中