最新記事
香港デモ「香港、暴力的行為継続の理由ない」 逃亡犯条例改正案撤回で中国メディア、今週末のデモをけん制

香港政府トップの林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官が「逃亡犯条例」改正案の正式撤回を表明したことを受け、中国政府系の英字紙チャイナ・デーリーは、デモ参加者にはもはや暴力的な行為を継続する理由はないと論じた。写真は9月3日に会見した行政長官の影。香港で撮影(2019年 ロイター/Kai Pfaffenbach)
香港政府トップの林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官が「逃亡犯条例」改正案の正式撤回を表明したことを受け、中国政府系の英字紙チャイナ・デーリーは5日、デモ参加者にはもはや暴力的な行為を継続する理由はないと論じた。
同紙は改正案撤回について「市民の声に対する誠実で真剣な応えであり、過去数カ月にわたり法案に抗議してきた人々への和解の申し出と捉えることができる」と指摘した。
また「特別行政区政府は敵意と対立を平和と対話に転換する機会を香港市民に与えた」とし、「社会・経済問題の解決に時間と力を注ぐことができるよう、平和と安定の速やかな回復を望む」との見解を示した。


※9月10日号(9月3日発売)は、「プーチン2020」特集。領土問題で日本をあしらうプーチン。来年に迫った米大統領選にも「アジトプロップ」作戦を仕掛けようとしている。「プーチン永久政権」の次なる標的と世界戦略は? プーチンvs.アメリカの最前線を追う。

アマゾンに飛びます
2025年5月6日/13日号(4月30日発売)は「英語で学ぶ 国際ニュース超入門」特集。トランプ2.0/関税大戦争/ウクライナ和平/中国・台湾有事/北朝鮮/韓国新大統領……etc.
※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら