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米朝関係トランプ=金正恩、南北軍事境界線の非武装地帯で30日に面会

30日、韓国の文在寅大統領はトランプ米大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が同日、南北軍事境界線の非武装地帯で面会することを明らかにした。写真は板門店で2018年4月撮影(2019年 ロイター/Kim Hong-Ji)
トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が30日、南北軍事境界線の非武装地帯で面会することが決まった。韓国の文在寅大統領が明らかにした。3回目の米朝首脳会談につなげられるかが注目される。
トランプ大統領は29日から韓国を訪問中。同大統領は、面会を楽しみにしているとした上で、「金委員長のことを理解しており、良いことにつながると思う」と語った。
米朝の首脳は2018年6月にシンガポールで、19年2月にベトナムのハノイで会談。ハノイの会談は、北朝鮮の非核化を巡って物別れに終わっていた。
非武装地帯には文大統領も同行する。文大統領は「3回目の米朝首脳会談がいつ開かれるかは、今日の面会の結果何が変わるかにかかっている」と語った。
トランプ大統領は29日朝のツイートで、金委員長に対し、非武装地帯で握手をしようと呼びかけていた。
(久保信博※)


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