スイスの食品大手ネスレは、米コーヒーチェーン大手スターバックスと提携し、スターバックス店舗以外で同社の商品を世界中で販売する権利を取得することで合意した。提携の一環として、スターバックスに71億5000万ドルを支払う。

スターバックスは7日、売却金を活用し、自社株買いを加速する方針を表明。2020年度までに自社株買いや配当を通じて株主に約200億ドルを還元する見通しだとした。

また、提携により、遅くとも21年度末までに1株利益(EPS)押し上げ効果が見込まれるとした。ただ、長期的財務目標に変更はない。

スターバックスのケビン・ジョンソン最高経営責任者(CEO)は「世界的なコーヒー事業での提携によって、ネスレの事業範囲や知名度を通じてスターバックスの体験を世界のより多くの家庭に届けることになる」とコメントした。

ネスレは、19年以降に、EPSやオーガニック成長率(為替や買収などの影響を除く既存事業の成長率)目標に対するプラス効果が見込まれるとした。

同社はスターバックスの従業員約500人を引き受ける。現行の自社株買いプログラムに変更はない、とした。

[チューリヒ 7日 ロイター]
120x28 Reuters.gif
Copyright (C) 2018トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます
ニューズウィーク日本版 世界宗教入門
2026年5月5日/12日号(4月28日発売)は「世界宗教入門」特集。

イラン戦争の背景にある三大一神教を基礎から読み解く[PLUS]宗教学者・加藤喜之教授の「福音派」超解説

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます