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アルコールジャパニーズウイスキー、人気の影で原酒不足が課題に サントリーは一部商品販売休止
5月15日、サントリーホールディングスは傘下のサントリースピリッツが国産ウイスキーの一部商品の販売を休止する見通しを明らかにした。対象は「白州12年」と「響17年」。ウイスキー人気が高まったことで原酒が不足している。写真は店頭に並ぶサントリーのウイスキー。2016年6月撮影(2018年 ロイター/Arnd Wiegmann)
サントリーホールディングス[SUNTH.UL]は15日、傘下のサントリースピリッツが国産ウイスキーの一部商品の販売を休止する見通しを明らかにした。対象は「白州12年」と「響17年」。ウイスキー人気が高まったことで原酒が不足している。
販売休止時期は在庫の状況次第となるが、「白州12年」は6月ごろ、「響17年」は9月ごろになる見通し。「白州12年」は12年以上、「響17年」は17年以上寝かせた原酒を使用する商品だが、販売再開時期は、需要動向などが影響するため現時点では未定。同社では、2020年までに180億円を投資して、原酒の貯蔵能力を約2割拡大するなど設備投資を行って需要増に対応する方針。
低迷していたウイスキー市場は、ハイボールの登場で需要が拡大。2017年のウイスキー市場(国産・輸入)は08年比約1.9倍に伸長した。
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