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「ウイグル絶望収容所の起源はチベット」センゲ首相インタビュー

2018年2月21日(水)16時37分
高口康太(ジャーナリスト、翻訳家)

――日本人読者にメッセージを。

60年代の中国によるチベット占領はアジアでは多くの関心を持たれなかった。遠く離れた場所で起きたこと、自分たちとは無関係の話だと思われたのだ。

だが、現在では南シナ海や東シナ海、尖閣諸島やスカボロー礁など、中国との領土対立はアジアの多くの国々にとって現実的な問題となっている。チベットに起きたことは皆さんにも起こり得る問題であると認識してほしい。どこか遠くの無関係な問題ではなく、現実的な課題なのだ。

この問題に関して結論は2つしかない。中国があなた方を変えてしまうか、それともあなた方が中国を変えるか。このどちらかなのだ。

[筆者]
高口康太
ジャーナリスト、翻訳家。1976年生まれ。千葉大学人文社会科学研究科(博士課程)単位取得退学。独自の切り口から中国・新興国を論じるニュースサイト「KINBRICKS NOW」を運営。著書に『なぜ、習近平は激怒したのか――人気漫画家が亡命した理由』(祥伝社新書)、『現代中国経営者列伝』(星海社新書)など。

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