最新記事

映画試写会

末期癌に冒された男と家族や友人との最期の日々 ----『しあわせな人生の選択』試写会に15組30名様ご招待

2017年5月19日(金)14時19分

© IMPOSIBLE FILMS, S.L. /TRUMANFILM A.I.E./BD CINE S.R.L. 2015

<スペインのアカデミー賞にあたるゴヤ賞で、作品賞など5冠に輝いた話題作『しあわせな人生の選択』。監督・脚本のセスク・ゲイは、自身の母親の闘病体験を基に本作を製作した。>

病で残り少なくなった人生と向き合う主人公フリアンを繊細に演じるのは、演技派のリカルド・ダリン(『瞳の奥の秘密』)。フリアンに振り回されながらも見守り続ける友人トマスには、スペイン映画界に欠かせないハビエル・カマラ(『アイム・ソー・エキサイテッド!』)が扮している。監督・脚本のセスク・ゲイは「この映画が、観客それぞれが死に対する感情と向き合うきっかけになればいいと思う。死が目前に迫ったときの動揺をコントロールできるようにね」とコメントしている。主人公の愛犬トルーマンの演技と存在感も必見だ。

旅立ちの日に向け、親友と人生の身支度を始める男

newsweek_20170519_162010.jpg

[ストーリー]
 スペインで俳優として活躍するフリアン(リカルド・ダリン)と、カナダの大学で教壇に立つトマス(ハビエル・カマラ)。長年の友人の2人はそれぞれの人生を送っていたが、トマスはある日、フリアンが肺癌で余命わずかと聞いて彼のもとを訪れる。既に治療をあきらめたフリアンはトマスとともに、愛犬の新しい飼い主を探したり、オランダにいる大学生の息子に会いに行ったりと死への身支度を進めていく。それは2人が一緒に過ごせる最後の日々でもあった――。

[監督・脚本]セスク・ゲイ
[出演]リカルド・ダリン、ハビエル・カマラ
[配給]ファインフィルムズ
【オフィシャルサイト】finefilms.co.jp/shiawase
2017年7月1日(土)より、ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMA ほか全国順次公開


『しあわせな人生の選択』試写会
日時:2017年6月27日(火)18:30開場/19:00開映(上映時間:108分)
会場:ユーロライブ 東京都渋谷区円山町1-5 KINOHAUS 2F ユーロスペース内

応募締切:2017年6月5日(月)10:00

※本作はR15+の作品の為、15歳未満の方の応募はご遠慮ください。
※当日はトークイベントを行う可能性がございます。



submit.png





※当選は発送をもって代えさせていただきます

今、あなたにオススメ

関連ワード

ニュース速報

ビジネス

英労働市場にさらなる減速の兆し、賃金伸び悩みや求人

ビジネス

日経平均は続伸で寄り付く、米株高を好感 高寄り後は

ビジネス

英労働市場に軟化兆候、金利水準は制約的=中銀総裁

ワールド

米支援で約400人がイスラエル出国、情勢不安定化で
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:世界が尊敬する日本のCEO
特集:世界が尊敬する日本のCEO
2025年7月 1日号(6/24発売)

不屈のIT投資家、観光ニッポンの牽引役、アパレルの覇者......その哲学と発想と行動力で輝く日本の経営者たち

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「コーヒーを吹き出すかと...」ディズニーランドの朝食が「高額すぎる」とSNSで大炎上、その「衝撃の値段」とは?
  • 2
    「小麦はもう利益を生まない」アメリカで農家が次々と撤退へ
  • 3
    飛行機内で「最悪の行為」をしている女性客...「あり得ない!」と投稿された写真にSNSで怒り爆発
  • 4
    都議選千代田区選挙区を制した「ユーチューバー」佐…
  • 5
    細道しか歩かない...10歳ダックスの「こだわり散歩」…
  • 6
    定年後に「やらなくていいこと」5選──お金・人間関係…
  • 7
    「子どもが花嫁にされそうに...」ディズニーランド・…
  • 8
    人口世界一のインドに迫る少子高齢化の波、学校閉鎖…
  • 9
    「温暖化だけじゃない」 スイス・ブラッテン村を破壊し…
  • 10
    イスラエル・イラン紛争はロシアの影響力凋落の第一…
  • 1
    「あまりに愚か...」国立公園で注意を無視して「予測不能な大型動物」に近づく幼児連れ 「ショッキング」と映像が話題に
  • 2
    妊娠8カ月の女性を襲ったワニ...妊婦が消えた川辺の「緊迫映像」
  • 3
    10歳少女がサメに襲われ、手をほぼ食いちぎられる事故...「緊迫の救護シーン」を警官が記録
  • 4
    JA・卸売業者が黒幕説は「完全な誤解」...進次郎の「…
  • 5
    「コーヒーを吹き出すかと...」ディズニーランドの朝…
  • 6
    「うちの赤ちゃんは一人じゃない」母親がカメラ越し…
  • 7
    「小麦はもう利益を生まない」アメリカで農家が次々…
  • 8
    飛行機内で「最悪の行為」をしている女性客...「あり…
  • 9
    「アメリカにディズニー旅行」は夢のまた夢?...ディ…
  • 10
    ホルムズ海峡の封鎖は「自殺行為」?...イラン・イス…
  • 1
    日本の「プラごみ」で揚げる豆腐が、重大な健康被害と環境汚染を引き起こしている
  • 2
    一瞬にして村全体が消えた...スイスのビルヒ氷河崩壊の瞬間を捉えた「恐怖の映像」に広がる波紋
  • 3
    「あまりに愚か...」国立公園で注意を無視して「予測不能な大型動物」に近づく幼児連れ 「ショッキング」と映像が話題に
  • 4
    庭にクマ出没、固唾を呑んで見守る家主、そして次の…
  • 5
    妊娠8カ月の女性を襲ったワニ...妊婦が消えた川辺の…
  • 6
    大爆発で一瞬にして建物が粉々に...ウクライナ軍「Mi…
  • 7
    10歳少女がサメに襲われ、手をほぼ食いちぎられる事…
  • 8
    「ママ...!」2カ月ぶりの再会に駆け寄る13歳ラブラ…
  • 9
    JA・卸売業者が黒幕説は「完全な誤解」...進次郎の「…
  • 10
    気温40℃、空港の「暑さ」も原因に?...元パイロット…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中