ニュース速報
ビジネス

午前の日経平均は大幅反発、海外・個人マネー流入の思惑 米軍事行動影響は限定

2026年01月05日(月)12時04分

前場の東京株式市場で日経平均は大幅に反発し、前営業日比1419円62銭高の5万1759円10銭となった。東京証券取引所で2024年12月撮影。(2026年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

Noriyuki ‍Hirata

[東京 5日 ロイター] - 前‌場の東京株式市場で日経平均は大幅に反発し、前営業日比1419円62銭高の5万1759円10銭となった。新年‌入りに伴う海外勢や​個人投資家によるマネー流入が観測され、上昇に弾みがついた。TOPIXは取引時間中の史上最高値を更新した。米国によるベネズエラでの軍事行動のネガティブな影響は限定的とな‌っている。

日経平均は670円高で寄り付いた後も徐々に上値を伸ばし、一時1477円高の5万1816円に上昇した。地政学リスクへの警戒感はくすぶったが、原油先物や為替で大きな変動がみられず、過度な警戒感が緩和した。

2日の米国市場では半導体関連株が大幅高だったことを好感してアドバンテスト、東京エレクトロン、ソフトバンクグループ​といった日経平均への寄与度の高い銘柄⁠群が大幅上昇となり、3銘柄で約690円、日経平均を押し‍上げた。

防衛関連やAI・半導体関連株を中心に、中小型株より大型株の上昇が目立ち、市場では「年が変わったことで新年度を迎えた海外マネーが流入したようだ。新NISA(少額投資非課税制度)‍を利用した個人投資家の新規資金も入りやすい‍」(岩井‌コスモ証券の有沢正一投資調査部フェロ‍ー)との見方が聞かれた。

一方、内需株の一角は弱く、東証プライム市場の値上がり銘柄数は約6割にとどまった。

TOPIXは2.12%高の3481.17ポイントで午前の取引を終了した。東証プライム市場の売買代金は2⁠兆9887億1800万円だった。東証33業種の全業種が上昇し、非鉄金属や機械、電気機器、医薬品、証券⁠などが値上がり率上位に入っ‍た。

三菱重工業やフジクラ、ファナックが大幅高となった一方、トレンドマイクロ、エムスリーが軟調。株式公開買い​付け(TOB)への期待が後退した養命酒製造は一時ストップ安となった。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが988銘柄(61%)、値下がりは555銘柄(34%)、変わらずは61銘柄(3%)だった。

ロイター
Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

新発30年債利回りが3.47%に上昇、過去最高水準

ビジネス

国際最低法人課税見直しで145カ国超が合意、米企業

ワールド

トランプ氏、ベネズエラのエネルギーインフラ再建へ石

ビジネス

米自動車販売、25年は環境激変でも2.4%増 26
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:AI兵士の新しい戦争
特集:AI兵士の新しい戦争
2026年1月13日号(1/ 6発売)

ヒューマノイド・ロボット「ファントムMK1」がアメリカの戦場と戦争をこう変える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    眠る筋力を覚醒させる技術「ブレーシング」とは?...強さを解放する鍵は「緊張」にあった
  • 3
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめる「腸を守る」3つの習慣とは?
  • 4
    スペイン首相、アメリカのベネズエラ攻撃を「国際法…
  • 5
    野菜売り場は「必ず入り口付近」のスーパーマーケッ…
  • 6
    「見ないで!」お風呂に閉じこもる姉妹...警告を無視…
  • 7
    ベネズエラ攻撃、独裁者拘束、同国を「運営」表明...…
  • 8
    顔も位置もDNAも把握される――米国で現実化する「SF級…
  • 9
    中国生成AIの限界...ディープシーク後に見えた米中の…
  • 10
    「二度とやるな!」イタリア旅行中の米女性の「パス…
  • 1
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめる「腸を守る」3つの習慣とは?
  • 2
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチン、その先は袋小路か
  • 3
    中国軍の挑発に口を閉ざす韓国軍の危うい実態 「沈黙」は抑止かそれとも無能?
  • 4
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「…
  • 5
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 6
    眠る筋力を覚醒させる技術「ブレーシング」とは?...…
  • 7
    マイナ保険証があれば「おくすり手帳は要らない」と…
  • 8
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 9
    世界最大の都市ランキング...1位だった「東京」が3位…
  • 10
    なぜ筋肉を鍛えても速くならないのか?...スピードの…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 3
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 4
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 5
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切…
  • 6
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だ…
  • 7
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価…
  • 8
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 9
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
  • 10
    「勇気ある選択」をと、IMFも警告...中国、輸出入と…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中