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英メイ首相、EUと合意せずにも離脱を用意 労働党首は対照的見解

2017年5月30日(火)13時04分

5月29日、メイ英首相は英スカイニュースとのインタビューで、欧州連合(EU)からの離脱を巡る交渉について、合意内容が十分でなければ、合意なしに離脱する用意があると表明した。代表撮影(2017年 ロイター/Stefan Rousseau)

メイ英首相は29日、欧州連合(EU)離脱交渉について、必要ならば合意なしに離脱する用意があると表明した。一方、野党・労働党のコービン党首は、来週の総選挙で政権を奪回した場合は確実にEUと合意を結ぶとし、対照的な見解を示した。

6月8日の総選挙ではメイ首相率いる与党・保守党の勝利が予想されているが、世論調査ではここ一週間で労働党が急速に追い上げている。選挙の結果によって、離脱交渉の席に座るのがメイ氏かコービン氏かが決まるため、両氏の立場の違いは、交渉の行方を左右する可能性がある。

メイ氏とコービン氏はこの日テレビ中継されたイベントで別々に聴衆の質問に答えるとともに、インタビューに応じた。

メイ首相は英スカイニュースとのインタビューで、「適切な合意に向けて交渉を行う」とした上で、「悪い合意なら合意しない方がましとこれまで述べてきた。(交渉から)立ち去る用意が必要」と語った。

首相はこれまで、EUが他の加盟国の離脱を阻止するため、英国に対して強硬姿勢を取る可能性があると警告し、必要ならば離脱交渉の場から立ち去ることもいとわない姿勢を示してきた。

一方、労働党のコービン党首はスカイニュースとのインタビューで、EUとの交渉で合意に至らないシナリオを検討するかとの質問に対し「合意は形成される」とし、「確実に合意に達するようにする」と述べた。

[ロイター]


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