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イギリス世論調査でEU離脱派拡大、残留派と6%差

2016年6月14日(火)10時19分

 6月13日、ICM調査によると、英国のEU離脱支持者の割合は53%と、残留派を6%ポイント上回った。写真はキャメロン首相。ブリュッセルで2月撮影(2016年 ロイター/Dylan Martinez)

調査会社ICMが13日発表した電話とインターネットを通じた世論調査によると、英国で今月23日に実施される欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)の是非を問う国民投票で、離脱を支持する人の割合は53%となり、残留派の47%を6%ポイント上回った。

2週間前の調査では、離脱派が52%、残留派が48%で、双方の差が拡大した。

調査は10-13日の期間中、電話で1000人、インターネットで2001人を対象に行われ、電話調査はガーディアン紙が支援した。「分からない」との回答を含む調査結果は、電話調査が、離脱派50%、残留派45%、分からないが5%。インターネット調査が、離脱派49%、残留派44%、分からないが7%だった。

ICMでは、電話、インターネット調査ともに「分からない」との回答が少なくなってきており「投票が近づくにつれ有権者は態度を決めつつある」(ICM幹部)とした。

*内容を追加しました。



[ロンドン 13日 ロイター]


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