米経済誌フォーブス主催のパーティーでは人影はまばらだった。その隣の部屋で開かれていたDLD(ヨーロッパのハイテク関係のコミュニティ)のパーティーは多くの参加者で溢れかえっていた。インド企業は階下でカクテルを振る舞っていた。南アフリカはロビーのバーを借り切って音楽とフェイス・ペインティングの催しを開いていた。
ダボスでは、普段は難しい顔をして自制心を利かせ、体面を気にする人たちも徐々にリラックスしていく。そしてこの雰囲気は金曜夜のグーグル主催のダンスパーティで最高潮を迎える。アメリカにしてみれば、グーグルがあるだけまだましなのかもしれない。