最新記事

テクノロジー

いつでもどこでも空気の汚染度をチェックできるデバイス

一酸化炭素や揮発性有機化合物などの有無を常時測定し、知らせてくれるポータブル機器はこれからの健康維持に必須?

2015年11月30日(月)15時35分
Social Design News

その空気は安全か 先進国に住んでいる限り、普段から空気の質を意識することはあまりないかもしれないが、そうでない環境に暮らす人にも役立つかもしれない Atmotube -YouTube

 空気の質はいつも感覚の中で把握されてきた。におい、あるいは気分というようなもので計られてきた。しかし、人間は息を吸わずして生きることはできず、空気の質は常に、健康や生産性に影響を与える。

Atmotube 」(クリックすると、サイトに繋がります)はその場の空気の質をリアルタイムで測定するデバイス。一酸化炭素や揮発性有機化合物などを測定し、その汚染度を教えてくれる。

sdn151130-2.jpg

スマートフォンのアプリでリアルタイムの測定結果を知らせてくれるので、空気の質が悪い場合は窓を開ける(閉める)といった対処ができる Atmotube -YouTube

 仕事をしている時に、室内の空気が悪くなったら教えてくれ、空気を入れ替えるキッカケをくれる。窓を開けてクルマを運転している時に、外から入ってくる空気が悪くなれば、それを教えてくれるので窓を閉めればいい。いつでもどこでも気軽に持ち運ぶことができるポータブルさが特徴だ。

sdn151130-3.jpg

本体はチタン製、こんなに小型でどこへでも持ち運べるデバイスが69ドルから Atmotube -YouTube

 スマートデバイス&IoTの時代は、これまで見えなかったものを可視化する。それをどのように価値につなげていくか、そのアイデアも百花繚乱の時代に入る。


※当記事はSocial Design Newsの提供記事です
sdnlogo200.jpg


今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

ハマス、人質のイスラエル軍兵士の遺体を返還へ ガザ

ワールド

中国外相、EUは「ライバルでなくパートナー」 自由

ワールド

プーチン氏、G20サミット代表団長にオレシキン副補

ワールド

中ロ、一方的制裁への共同対応表明 習主席がロ首相と
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:高市早苗研究
特集:高市早苗研究
2025年11月 4日/2025年11月11日号(10/28発売)

課題だらけの日本の政治・経済・外交を初の女性首相はこう変える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎の存在」がSNSで話題に、その正体とは?
  • 2
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 3
    「あなたが着ている制服を...」 乗客が客室乗務員に「非常識すぎる」要求...CAが取った行動が話題に
  • 4
    「日本のあの観光地」が世界2位...エクスペディア「…
  • 5
    これをすれば「安定した子供」に育つ?...児童心理学…
  • 6
    高市首相に注がれる冷たい視線...昔ながらのタカ派で…
  • 7
    虹に「極限まで近づく」とどう見える?...小型機パイ…
  • 8
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」は…
  • 9
    【HTV-X】7つのキーワードで知る、日本製新型宇宙ス…
  • 10
    9歳女児が行方不明...失踪直前、防犯カメラに映った…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読み方は?
  • 3
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 4
    【ウクライナ】要衝ポクロウシクの攻防戦が最終局面…
  • 5
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 6
    9歳女児が行方不明...失踪直前、防犯カメラに映った…
  • 7
    【クイズ】1位は「蚊」...世界で「2番目に」人間を殺…
  • 8
    女性の後を毎晩つけてくるストーカー...1週間後、雨…
  • 9
    「日本のあの観光地」が世界2位...エクスペディア「…
  • 10
    だまされやすい詐欺メールTOP3を専門家が解説
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 3
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 4
    かばんの中身を見れば一発でわかる!「認知症になり…
  • 5
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 6
    悲しみで8年間「羽をむしり続けた」オウム...新たな…
  • 7
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読…
  • 8
    【クイズ】日本でツキノワグマの出没件数が「最も多…
  • 9
    お腹の脂肪を減らす「8つのヒント」とは?...食事以…
  • 10
    増加する「子どもを外注」する親たち...ネオ・ネグレ…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中