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「水の可能性」を探究し、環境改善と経済成長の両立を目指す赤塚植物園グループの挑戦

2024年12月26日(木)11時00分
ニューズウィーク日本版編集部SDGs室 ブランドストーリー

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しだれ梅の絶景が楽しめる研究栽培農園「鈴鹿の森庭園」では、日本伝統の園芸技術を伝承するだけでなくFFCテクノロジーの活用も(開花時のみ一般公開)

研究ではハーバード大学とも連携

「水の機能性」は目に見えないものであり、それを示す指標や科学的根拠が乏しい。赤塚植物園グループでは、開発した技術の作用を科学的に解明するため、様々な角度からの研究開発に積極的に取り組んでいる。

海外の研究機関とも連携し、米ハーバード大学の研究では、FFC製品を使用することで、通常の50%の水量で植物が正常に生育する可能性が示唆された。これは、世界的に農業用水の不足が懸念される中、この技術が水資源の節約に大きく貢献する可能性を示している。

この他にも赤塚植物園グループは、地域社会とのつながりを重視したSDGsの取り組みを行ってきた。子供たちに植物を育てることを通して自然や生命の大切さを学んでもらおうと、毎年、拠点とする三重県津市内の全小学校や県立支援学校、児童養護施設へチューリップの球根を進呈している。

また、しだれ梅の研究栽培農園として運営する「鈴鹿の森庭園」では、日本伝統の園芸技術である「しだれ梅の仕立て技術」を現代に伝え未来へ継承することを目的にするのみならず、FFCテクノロジーによる土壌改良と、古木を健康に育てる取り組みにも挑戦。開花時のみ一般公開され、鈴鹿山ろくを背景にしだれ梅が一面に咲き誇る絶景は、地元の観光振興にも力を発揮している。

園芸事業での取り組みとFFCテクノロジーを2つの柱として、SDGsの達成を目指す姿勢が評価され、2022年には「三重県SDGs推進パートナー」にも登録された。

水は単なる生活必需品ではなく、食糧生産、産業活動、生態系を支える基盤でもある。水資源の有効活用と環境保全の両立を実現するための研究開発は不可欠であり、赤塚植物園グループの取り組みは、こうした世界共通の課題に対する1つの希望を示している。

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