最新記事
SDGsパートナー

LED化を超える省エネ、ウェルビーイング推進...パナソニックの最先端「照明」驚きの効果

2024年11月29日(金)17時00分
ニューズウィーク日本版編集部SDGs室 ブランドストーリー

パナソニック

手元のタブレットを使い、用途や空間に合わせた最適な光による空間演出や省エネを簡単に行える「リベコム」。ビーコン信号を利用した屋内位置情報サービスが利用でき、活用法は大きく広がる 写真:パナソニックEW社

タブレットで自在に省エネ・空間演出ができる「リベコム」

11月、照明を軸にした新たな提案として、パナソニックEW社は「LiBecoM(リベコム)」を展開し始めた。

設定操作アプリを搭載し、節電量が数値化された専用タブレットとシーン選択リモコンを使って、用途や空間に合わせた最適な光による空間演出や省エネを簡単に行えるという新無線照明制御システムだ。これにより、メリハリ照明のような特殊な照明手法がより導入しやすくなる。

「商空間なら季節に応じた演出や、フロアや区画ごとに購買意欲を高めるような演出も可能になります。オフィスであれば、昼間は外光を利用して節電を行い、夕方にかけては快適性を維持しながら省エネ状態を維持するなど、自由自在な空間演出を簡単に実現することができます」(山中氏)

また、天井に設置した照明器具から発信されるビーコン信号を利用した、さまざまな屋内位置情報サービスの利用が可能となるのもリベコムの大きな特徴だ。

リベコムでは2.4GHzの周波数を使って照明のオン・オフや調光を行うが、同じ周波数のビーコン信号にユニークなIDを付与して照明から発信し、それを各照明の下にいる人のスマートフォンが受信することで位置情報の把握ができる。

これにより、店舗ではプッシュ配信や来店ポイントの付与といったコミュニケーション施策、オフィスではフリーアドレスの利用環境の把握やより快適なスペースの創出、工場では人や重機の稼働状況を把握して作業効率や安全性の向上など、単なる照明を超えた機能拡張が可能になる。

さらなる省エネ、ウェルビーイング、そして照明を超えた機能拡張へ――。パナソニックEW社の提供する未来は、今よりずっと明るいものになりそうだ。

ニューズウィーク日本版 ジョン・レノン暗殺の真実
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2025年12月16日号(12月9日発売)は「ジョン・レノン暗殺の真実」特集。衝撃の事件から45年、暗殺犯が日本人ジャーナリストに語った「真相」 文・青木冨貴子

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

インドCPI、11月は過去最低から+0.71%に加

ビジネス

中国の新規銀行融資、11月は予想下回る3900億元

ビジネス

仏ルノー、モビライズ部門再編 一部事業撤退・縮小

ビジネス

ECB、大手110行に地政学リスクの検証要請へ
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:ジョン・レノン暗殺の真実
特集:ジョン・レノン暗殺の真実
2025年12月16日号(12/ 9発売)

45年前、「20世紀のアイコン」に銃弾を浴びせた男が日本人ジャーナリストに刑務所で語った動機とは

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【衛星画像】南西諸島の日米新軍事拠点 中国の進出を睨み建設急ピッチ
  • 2
    【クイズ】「100名の最も偉大な英国人」に唯一選ばれなかった「ビートルズ」のメンバーは?
  • 3
    デンマーク国防情報局、初めて米国を「安全保障上の脅威」と明記
  • 4
    人手不足で広がり始めた、非正規から正規雇用へのキ…
  • 5
    【揺らぐ中国、攻めの高市】柯隆氏「台湾騒動は高市…
  • 6
    受け入れ難い和平案、迫られる軍備拡張──ウクライナ…
  • 7
    首や手足、胴を切断...ツタンカーメンのミイラ調査開…
  • 8
    中国軍機の「レーダー照射」は敵対的と、元イタリア…
  • 9
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価…
  • 10
    「中国人が10軒前後の豪邸所有」...理想の高級住宅地…
  • 1
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした「信じられない」光景、海外で大きな話題に
  • 2
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価に与える影響と、サンリオ自社株買いの狙い
  • 3
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だから日本では解決が遠い
  • 4
    健康長寿の鍵は「慢性炎症」にある...「免疫の掃除」…
  • 5
    兵士の「戦死」で大儲けする女たち...ロシア社会を揺…
  • 6
    【衛星画像】南西諸島の日米新軍事拠点 中国の進出…
  • 7
    キャサリン妃を睨む「嫉妬の目」の主はメーガン妃...…
  • 8
    中国軍機の「レーダー照射」は敵対的と、元イタリア…
  • 9
    ホテルの部屋に残っていた「嫌すぎる行為」の証拠...…
  • 10
    【クイズ】「100名の最も偉大な英国人」に唯一選ばれ…
  • 1
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に...日本からは、もう1都市圏がトップ10入り
  • 2
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後」の橋が崩落する瞬間を捉えた「衝撃映像」に広がる疑念
  • 3
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸送機「C-130」謎の墜落を捉えた「衝撃映像」が拡散
  • 4
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした…
  • 5
    「999段の階段」を落下...中国・自動車メーカーがPR…
  • 6
    まるで老人...ロシア初の「AIヒト型ロボット」がお披…
  • 7
    「髪形がおかしい...」実写版『モアナ』予告編に批判…
  • 8
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価…
  • 9
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だ…
  • 10
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中