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結局、ゲームは何時間まで? ゲームが有害となる具体的な時間を、大学の研究チームが明らかに

Scientists Reveal Exact Number of Hours When Video Gaming Becomes Harmful

2026年1月16日(金)15時00分
ダニエラ・グレイ
ゲームをする女性

ゲームとの正しい付き合い方とは Creation Company-shutterstock

<ゲームがユーザーにどのような影響を与えるのかという問題については、さまざまな意見が存在しているが>

「ゲームはユーザーに悪影響を及ぼす」「ゲームは1日1時間」...。そのような言説は昔から存在する。果たして、ゲームは本当にユーザーに悪影響を及ぼすのか。適正なプレイ時間は何時間なのか。

【動画】ゲームをプレイし続けると、プレイヤーに何が起こる?

マリオ・シエルボ教授(公衆衛生)を中心とした豪カーティン大学の研究チームは、オーストラリア国内の5つの大学に通う学生317人を、週あたりのゲームプレイ時間に基づいて、「ライトゲーマー(0〜5時間)」「ミドルゲーマー(5〜10時間)」「ヘビーゲーマー(10時間超)」の3つのグループに分類。各グループの健康状態について調査した。


結果、食生活の質、睡眠、体重の面で、ライトゲーマーとミドルゲーマーの間に違いはほとんど見られなかったが、ヘビーゲーマーは、明らかに健康状態が悪いことが判明したのだ。

さらに、ヘビーゲーマーは、食生活の質が大きく低下していることもあり、肥満と分類される可能性も高かった。ヘビーゲーマーのBMIの中央値は26.3で、健康とされる基準を上回っていた。これに対し、ライトゲーマーおよびミドルゲーマーのBMIの中央値はそれぞれ22.2、22.8で、いずれも健康的な範囲内に収まっていた。

また、ストレスや身体活動、生活習慣といったゲームのプレイ時間以外の要素を考慮しても、ゲームに費やす時間が1時間増えるごとに、食生活の質が低下することもわかった。

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