名探偵シャーロック・ホームズの強み「水平思考」とは何か?...7つの難問でわかる「凡人と天才」の差
問題をさまざまな視点から眺める「水平思考」
いまの世の中、「固定観念にとらわれない自由な発想」とか「枠組みを超える」とか「型にはまらない考え方」を絶賛する、法外な料金の自称コンサルタントがあふれている。正直、どれもこれもくだらないが、ひとつだけ見習うべき点がある。
それはズバリ、違った角度から考える「水平思考」の発想法だ。正面から問題にぶつかって泥沼にはまるのではなく、さまざまな視点から眺めることで、驚くほど多くの収穫が得られる。
このスキルについても、ホームズは間違いなく第一人者だろう。ワトソンがまとめた事件簿で、ホームズはほぼ毎回、誰にも成しえない飛躍的な思考を披露している。このすばらしい水平思考でホームズに肩を並べる可能性は、はっきり言ってかぎりなく低い。
ドリブルでリオネル・メッシを抜く、ひも理論についてスティーヴン・ホーキングよりも説得力をもって話す、レディ・ガガよりも奇抜な衣装を身に着ける――こうしたことなら、まだ現実味があるかもしれない。だが、ほんのひと握りの人にしか備わっていない才能がある。
そして水平思考では、ホームズに太刀打ちできる者はいない。とはいえ、あきらめるのはまだ早い。このスキルを磨くための練習問題にトライしてみよう。





