乳児ボツリヌス症の集団感染、バイハート社の粉ミルク原料が原因か=米FDA
写真は米食品医薬品局(FDA)本部の看板。2020年8月、メリーランド州ホワイトオークで撮影。REUTERS/Andrew Kelly
[23日 ロイター] - 米食品医薬品局(FDA)は23日、国内19州で確認されていたバイハート社の粉ミルクによる乳児ボツリヌス症の集団発生について、原材料の全粉乳が原因とみられるとする調査結果を発表した。
FDAによると、バイハート社の乳児向け粉ミルクのサンプルから検出されたボツリヌス菌が、感染した乳児から採取された培養液のほか、バイハート社がサプライヤーから入手したオーガニック全粉乳の分離株とも一致したという。
疾病対策予防センターが昨年12月に示した最新のデータによると、19州で51人の発症が確認されている。該当の乳製品は現在、全てリコールされている。
乳児ボツリヌス症は、乳児がボツリヌス菌の芽胞を摂取することで発症する。症状は便秘や食欲不振、嚥下困難などがみられ、重症の場合には呼吸障害を起こすこともあるという。
FDAは声明で「集団発症に関する理解を深める結果だが、汚染源を特定するための調査は進行中だ」とした。調合乳に含まれていた全粉乳のサプライヤーについては明らかにしていない。
FDAは12月、乳児ボツリヌス症に関連した粉ミルクをリコール後も販売していたとして、小売業者のウォルマート、ターゲット、クローガー、アルバートソンズに対して警告書を送付した。





