「自衛しなさすぎ...」iPhone利用者は「詐欺に引っかかりやすい」と判明、androidユーザーと何が違うのか?
iPhone Users Are More Likely To Fall For Scams Than Android Users
「アメリカではiPhoneのシェアが依然として高く、人気があるということは、それだけ狙われやすいということでもある」と、投資会社9iキャピタル・グループのCEOでありポッドキャスト『9innings』のホストでもあるケビン・トンプソンは本誌に語っている。
「詐欺はあちこちで起きている。偽のUSPSやTollTagのメッセージ、"Hey"とだけ送られてくる怪しいDM──すべてが返事を引き出すことを狙っている」
調査では、リスクを伴う行動もiPhoneユーザーに多いことがわかった。安さに惹かれて信頼性の低い販売元から購入した経験があると答えたのはiPhoneユーザーで47%、Androidユーザーでは40%だった。
また、割引を求めてSNS上で企業や売り手に直接メッセージを送ったことがあると回答したのは、iPhoneユーザーで41%、Androidユーザーでは33%にとどまった。
モバイルセキュリティソフトを利用していると回答したiPhoneユーザーはわずか21%にとどまり、Androidユーザーの29%を下回った。また、各オンラインアカウントに固有のパスワードを設定していると答えたのはiPhoneユーザーで35%、Androidユーザーでは41%だった。
「iPhoneは世界で最も広く使われているスマートフォンだ。サイバー犯罪者がその利用者を狙って常に新たな手口を探しているのは当然のことだ」と、テネシー大学マーティン校で金融リテラシー教育を行うアレックス・ビーンは本誌に語る。