がんになっても諦めない。がんサバイバーが自分らしく生きていくためのセルフケアとは
主治医を替えたいときの相談方法
主治医を替えたいときは、他の病院に転院するか、その病院の「患者さん相談窓口」に相談する。病院によっても異なるが、同じ科でも主治医の変更が可能なことがある。この時、「主治医が気を悪くしたらどうしよう」という心配は不要だ。
なぜなら、これは患者の当然の権利だからだ。もちろん、地理的・金銭的な問題で、自由に病院や医師を選ぶことが難しい場合もあるかもしれないが、可能な範囲で自分に合った良い医師を探す努力をして欲しい。
佐藤典宏(さとう・のりひろ)
帝京大学福岡医療技術学部教授。福岡県生まれ。九州大学医学部卒。2001年から米国ジョンズ・ホプキンズ大学医学部に留学し多くの研究論文を発表。1000例以上の外科手術を経験し、日本外科学会専門医・指導医、がん治療認定医の資格を取得。多くの人にがんに関する情報を提供するため、公式YouTube「がん情報チャンネル・外科医 佐藤のりひろ」を開設。チャンネル登録者数は20万人を超える(2025年4月現在)。『専門医が教える最強のがん克服大全』(KADOKAWA)、『がんにも勝てる長生き常備菜』(主婦と生活社)など著書多数。
がん情報チャンネル:https://ganninfo.jp
がん相談サロン:https://yoor.jp/door/norihirosato
『がん専門医が伝えたい がん患者が自分らしく生きるためのセルフケア大全』
佐藤典宏[著]
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