最新記事
睡眠

睡眠時間は「夏」と「冬」で変えるべき!...自分に合った「適正睡眠時間」の測り方は?

2025年4月3日(木)15時23分
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部

睡眠時間は「夏」と「冬」で見直しする

睡眠時間は死守してください。

絶対にやってはいけないことがあります。それが、睡眠時間を削ることによって帳尻を合わせること。睡眠時間は「ごきげん」の最低条件です。

ただ、例外として、睡眠時間を調整していい場合があります。それが「季節によって変えていく」という発想です。

私は、夏と冬で睡眠時間を変える必要があると実感しています。私の場合、夏は7時間、冬は7.5時間から8時間の睡眠をとるとちょうどいいという感覚があります。

実際、睡眠時間は冬の方が長くなるものなのです。冬は昼間の時間が短く、気温も低くなります。寒さを感じると、人間はそれだけで疲れやすくなります。つまり、夏場よりも冬場のほうが、同じ活動をしていても、より疲労を感じやすくなります。そして、疲労を感じると、眠気がでます。

経験のある人も多いと思いますが、冬の朝は、「眠い」と「寒い」のダブルパンチをうけるので、なかなか起きることができません。このうち、「寒い」は暖房等で調整することができますが、「眠い」を外部環境によってなくすことはできません。

そこで、冬の睡眠時間は30分から1時間長くすることによって「眠い」を解消する必要がでてくるのです。

動物でも冬は「冬眠」するくらいですから、冬の睡眠時間は長くなるのが自然ともいえるでしょう。

私の場合、冬はいつもより30分早く寝て睡眠時間を増やしています。その代わり起床時間は変えません。

東京の冬の日の出は6時半頃ですが、夏は4時半頃です。太陽の動きにあわせて睡眠時間を切り替えるという発想もあると思います。いつも6時に起床しているところを、冬は起床時間を30分遅らせて、日の出の時間と同じ6時半に設定するというのもよいと思います。

十分な睡眠時間を確保することは最低条件。そのうえで、季節によって切り替えるという発想をもっておくと、早寝早起きを習慣化しやすくなります。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

自民が参院選公約発表、最大4万円給付 米関税対策「

ビジネス

日経平均は4日ぶり反落、中東懸念くすぶる

ワールド

トランプ氏、パキスタン軍トップと異例の会談 核戦争

ビジネス

TDK、米スマートグラスのソフトアイ社を買収=関係
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:コメ高騰の真犯人
特集:コメ高騰の真犯人
2025年6月24日号(6/17発売)

なぜ米価は突然上がり、これからどうなるのか? コメ高騰の原因と「犯人」を探る

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「うちの赤ちゃんは一人じゃない」母親がカメラ越しに見た「守り神」の正体
  • 2
    10歳少女がサメに襲われ、手をほぼ食いちぎられる事故...「緊迫の救護シーン」を警官が記録
  • 3
    イタリアにある欧州最大の活火山が10年ぶりの大噴火...世界遺産の火山がもたらした被害は?
  • 4
    気温40℃、空港の「暑さ」も原因に?...元パイロット…
  • 5
    「アメリカにディズニー旅行」は夢のまた夢?...ディ…
  • 6
    下品すぎる...法廷に現れた「胸元に視線集中」の過激…
  • 7
    ホルムズ海峡の封鎖は「自殺行為」?...イラン・イス…
  • 8
    マスクが「時代遅れ」と呼んだ有人戦闘機F-35は、イ…
  • 9
    【クイズ】「熱中症」は英語で何という?
  • 10
    ロシア人にとっての「最大の敵国」、意外な1位は? …
  • 1
    気温40℃、空港の「暑さ」も原因に?...元パイロットが指摘する、墜落したインド航空機の問題点
  • 2
    「うちの赤ちゃんは一人じゃない」母親がカメラ越しに見た「守り神」の正体
  • 3
    ブラッド・ピット新髪型を「かわいい」「史上最高にかっこいい」とネット絶賛 どんなヘアスタイルに?
  • 4
    「サイドミラー1つ作れない」レアアース危機・第3波で…
  • 5
    大阪万博は特に外国人の評判が最悪...「デジタル化未…
  • 6
    「タンパク質」より「食物繊維」がなぜ重要なのか?.…
  • 7
    右肩の痛みが告げた「ステージ4」からの生還...「生…
  • 8
    イタリアにある欧州最大の活火山が10年ぶりの大噴火.…
  • 9
    庭にクマ出没、固唾を呑んで見守る家主、そして次の…
  • 10
    サイコパスの顔ほど「魅力的に見える」?...騙されず…
  • 1
    日本の「プラごみ」で揚げる豆腐が、重大な健康被害と環境汚染を引き起こしている
  • 2
    一瞬にして村全体が消えた...スイスのビルヒ氷河崩壊の瞬間を捉えた「恐怖の映像」に広がる波紋
  • 3
    庭にクマ出没、固唾を呑んで見守る家主、そして次の瞬間...「信じられない行動」にネット驚愕
  • 4
    大爆発で一瞬にして建物が粉々に...ウクライナ軍「Mi…
  • 5
    「ママ...!」2カ月ぶりの再会に駆け寄る13歳ラブラ…
  • 6
    あなたも当てはまる? 顔に表れるサイコパス・ナルシ…
  • 7
    ドローン百機を一度に発射できる中国の世界初「ドロ…
  • 8
    気温40℃、空港の「暑さ」も原因に?...元パイロット…
  • 9
    【クイズ】EVの電池にも使われる「コバルト」...世界…
  • 10
    【定年後の仕事】65歳以上の平均年収ランキング、ワ…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中