最新記事
生物

磯遊びでは「注意が必要」...6歳の少年が「思わぬ生き物」が原因で大怪我、痛々しい当時の写真

Disaster Strikes in the Water as 6-Year-Old Vacations With Family in Hawaii

2025年3月30日(日)13時05分
ジャック・ベレスフォード

ネットで対応を調べても「矛盾する情報だらけだった」

ホテルの部屋に戻ったあとも、男児はまだかなりの痛みに苦しんでいたため、メーガンはネットで、次にどうすればいいかを調べた。「矛盾する情報だらけだった。でも救護室が近くにあって、まだ開いていることがわかった」とメーガンは話す。「だからそこに息子を連れて行ったが、小児科の患者は受け付けていないと言われた」

メーガンによれば、男児はその時点で「とても痛がっており、ケガをした部分を触らせてくれなかった」という。そのため救護室のスタッフは、近くにあるカピオラニ女性・児童医療センターを紹介してくれた。救急外来しか開いていなかったので、メーガンは彼らに、息子を診てほしいと頼んだ。

「厳密に言えば緊急ではないことはわかっていた。しかし、見知らぬ土地だし、ネットで見つけた情報の半分には、6歳の子どもなら感染防止のため手当てが必要だと書かれていた」とメーガンは言う。しかし、1時間半待たされた末に、当直医に追い払われてしまった。「こうしたケースで感染することは滅多にないと言われた。しかし、感染したというエピソードをネットでたくさん目にしていたので、腹立たしかった」

それから1週間が経ったいま、男児はゆっくりとではあるが確実に回復に向かっている。

メーガンは、「遅発性の反応」や感染の兆候がないか、注意して観察している。それと同時に、「Snoo_12724」というハンドルネームで、今回のいきさつをレディットに投稿し、自分の体験を広めている。ほかの親が用心し、自分たちと同じ状況や、さらにひどい事態に見舞われないようにしたい、と彼女は述べている。
(翻訳:ガリレオ)

ニューズウィーク日本版 トランプ関税15%の衝撃
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2025年8月5日号(7月29日発売)は「トランプ関税15%の衝撃」特集。例外的に低い税率は同盟国・日本への配慮か、ディールの罠

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

フランスGDP、第2四半期速報は前期比+0.3% 

ビジネス

日ゼオン、26年3月期の営業益を上方修正 市場予想

ビジネス

パナソニックHD、25年4-6月期は3.8%の営業

ビジネス

アステラス製、4─6月期営業益は86.8%増 通期
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:トランプ関税15%の衝撃
特集:トランプ関税15%の衝撃
2025年8月 5日号(7/29発売)

例外的に低い日本への税率は同盟国への配慮か、ディールの罠か

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    ウォーキングだけでは「寝たきり」は防げない──自宅で簡単にできる3つのリハビリ法
  • 2
    【クイズ】1位は韓国...世界で2番目に「出生率が低い」国はどこ?
  • 3
    一帯に轟く爆発音...空を横切り、ロシア重要施設に突っ込むウクライナ無人機の「正確無比」な攻撃シーン
  • 4
    いきなり目の前にヒグマが現れたら、何をすべき? 経…
  • 5
    タイ・カンボジア国境紛争の根本原因...そもそもの発…
  • 6
    囚人はなぜ筋肉質なのか?...「シックスパック」は夜…
  • 7
    枕元に響く「不気味な咀嚼音...」飛び起きた女性が目…
  • 8
    【クイズ】世界で最も「出生率が高い国」はどこ?
  • 9
    グランドキャニオンを焼いた山火事...待望の大雨のあ…
  • 10
    M8.8の巨大地震、カムチャツカ沖で発生...1952年以来…
  • 1
    ウォーキングだけでは「寝たきり」は防げない──自宅で簡単にできる3つのリハビリ法
  • 2
    幸せホルモン「セロトニン」があなたを変える──4つの習慣で脳が目覚める「セロ活」生活のすすめ
  • 3
    囚人はなぜ筋肉質なのか?...「シックスパック」は夜つくられる
  • 4
    いきなり目の前にヒグマが現れたら、何をすべき? 経…
  • 5
    航空機パイロットはなぜ乗員乗客を道連れに「無理心…
  • 6
    中国が強行する「人類史上最大」ダム建設...生態系や…
  • 7
    中国企業が米水源地そばの土地を取得...飲料水と国家…
  • 8
    レタスの葉に「密集した無数の球体」が...「いつもの…
  • 9
    「様子がおかしい...」ホテルの窓から見える「不安す…
  • 10
    タイ・カンボジア国境で続く衝突、両国の「軍事力の…
  • 1
    その首輪に書かれていた「8文字」に、誰もが言葉を失った
  • 2
    頭はどこへ...? 子グマを襲った「あまりの不運」が話題に
  • 3
    ディズニー・クルーズラインで「子供が海に転落」...父親も飛び込み大惨事に、一体何が起きたのか?
  • 4
    ウォーキングだけでは「寝たきり」は防げない──自宅…
  • 5
    幸せホルモン「セロトニン」があなたを変える──4つの…
  • 6
    「細身パンツ」はもう古い...メンズファッションは…
  • 7
    囚人はなぜ筋肉質なのか?...「シックスパック」は夜…
  • 8
    「ベンチプレス信者は損している」...プッシュアップ…
  • 9
    ロシアの労働人口減少問題は、「お手上げ状態」と人…
  • 10
    いきなり目の前にヒグマが現れたら、何をすべき? 経…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中