【銘柄】関電工、きんでんが上昇トレンド一直線...業界を様変わりさせたのは生成AIブームの大波
こうした中、経済産業省と総務省が中心となり、AI時代の課題である電力安定供給や経済成長を解決すべく、「ワット・ビット連携」の実現に向けた官民一体の推進を進めています。電力(=ワット)と情報通信(=ビット)のインフラを一体的に連携させる、ということです。
■電気設備に欠かせない専門人材
データセンターは一般の商業施設などよりも多くの電力を必要とするため、大型の受電設備や電圧を変換するトランス(変圧器)などの設置・配線が必要となります。また、AIサーバーは大量の電力を消費するため常に冷却しなければならず、冷却システムの電気工事もしなければなりません。さらには、非常時に備えた無停電電源装置(UPS)や非常用発電機の設置と配線も必要です。
そして、このような現場の施工・管理には、国家資格をもつベテランの専門人材が欠かせません。
日本の電気設備業界は、東京電力系の関電工、関西電力系列のきんでんなど、多くが電力会社をルーツとし、地域ごとに事業基盤を築いてきました。そこで高い技術力を培ってきたことに加え、インフラ事業は過去の実績や経営の安定性が求められるため、新規参入が難しい業界でもあります。
こうした理由から、近年増えつつある需要が既存事業者の採算を改善させているのです。





