最新記事
MLB

大谷翔平「二刀流復帰」に向けた最大の課題は? ドジャース・ロバーツ監督が解説

AN ANTICIPATED SEASON

2025年3月18日(火)14時00分
スコット・ミラー(MLB専門スポーツジャーナリスト)
本格的な投球練習を始めた大谷(右)に対し、ロバーツの信頼と期待は変わらない(2月25日) BRANDON SLOTER/GETTY IMAGES

本格的な投球練習を始めた大谷(右)に対し、ロバーツの信頼と期待は変わらない(2月25日) BRANDON SLOTER/GETTY IMAGES

<優勝メンバーの主力と最強の新戦力で開幕を迎えるロバーツ監督が語る大谷の二刀流復活と連覇への道>

歓喜の紙吹雪が降りやむのも待ち切れずに、ロサンゼルス・ドジャースはワールドシリーズの連覇を目指して始動した。昨秋から景気よく小切手を切り続け、今シーズン開幕時の選手の年俸総額はMLB(米大リーグ)史上最高の3億8900万ドルに達した見込みだ。

昨シーズンは大谷翔平と山本由伸を迎え入れ、今季は佐々木朗希、サイ・ヤング賞投手のブレーク・スネル、頼もしいリリーフ投手のタナー・スコットとカービー・イエーツ、外野手のマイケル・コンフォートを獲得。昨年活躍してフリーエージェント(FA)になったテオスカー・ヘルナンデスとも再契約した。ドジャースは本気でワールドシリーズ連覇を狙っている。


連覇を達成すれば、1998~2000年に3年連続で世界一になったニューヨーク・ヤンキース以来25年ぶり。ナ・リーグの球団としては、シンシナティ・レッズが1975~76年に2連覇を果たして以来となる。

指揮を執るデーブ・ロバーツ監督は、ドジャースで10年目を迎えた。通算勝率6割2分7厘(851勝506敗)は、1000試合以上を指揮した監督では歴代1位。2位は1926~50年にニューヨーク・ヤンキースなどで監督を務め、殿堂入りしているジョー・マッカーシーの6割1分5厘だ。

2月の最終週、アリゾナ州の暑い日差しの下で球団史上最も期待されているシーズンに備えるロバーツに、MLB専門スポーツジャーナリストのスコット・ミラーが聞いた。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

ロシア軍、ウクライナ東部で突如攻勢 米ロ会談前に占

ビジネス

英政府、経営難の水道会社巡り助言契約と関係筋 特別

ワールド

ガザ市攻撃で11人死亡、南部にも空爆 増える餓死者

ビジネス

アングル:最高値の日本株、株高持続の見方 米株や国
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:Newsweek Exclusive 昭和100年
特集:Newsweek Exclusive 昭和100年
2025年8月12日/2025年8月19日号(8/ 5発売)

現代日本に息づく戦争と復興と繁栄の時代を、ニューズウィークはこう伝えた

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    産油国イラクで、農家が太陽光発電パネルを続々導入する切実な理由
  • 2
    「触ったらどうなるか...」列車をストップさせ、乗客を30分間も足止めした「予想外の犯人」にネット騒然
  • 3
    イラン人は原爆資料館で大泣きする...日本人が忘れた「復讐の技術」とは
  • 4
    イラッとすることを言われたとき、「本当に頭のいい…
  • 5
    デカすぎ...母親の骨盤を砕いて生まれてきた「超巨大…
  • 6
    【徹底解説】エプスタイン事件とは何なのか?...トラ…
  • 7
    これぞ「天才の発想」...スーツケース片手に長い階段…
  • 8
    なぜ「あなたの筋トレ」は伸び悩んでいるのか?...筋…
  • 9
    「古い火力発電所をデータセンターに転換」構想がWin…
  • 10
    「靴を脱いでください」と言われ続けて100億足...ア…
  • 1
    こんな症状が出たら「メンタル赤信号」...心療内科医が伝授、「働くための」心とカラダの守り方とは?
  • 2
    デカすぎ...母親の骨盤を砕いて生まれてきた「超巨大ベビー」の姿にSNS震撼「ほぼ幼児では?」
  • 3
    デンマークの動物園、飼えなくなったペットの寄付を呼びかけ ライオンのエサに
  • 4
    山道で鉢合わせ、超至近距離に3頭...ハイイログマの…
  • 5
    イラン人は原爆資料館で大泣きする...日本人が忘れた…
  • 6
    【クイズ】次のうち、「軍用機の保有数」で世界トッ…
  • 7
    イラッとすることを言われたとき、「本当に頭のいい…
  • 8
    職場のメンタル不調の9割を占める「適応障害」とは何…
  • 9
    こんなにも違った...「本物のスター・ウォーズ」をデ…
  • 10
    これぞ「天才の発想」...スーツケース片手に長い階段…
  • 1
    「週4回が理想です」...老化防止に効くマスターベーション、医師が語る熟年世代のセルフケア
  • 2
    こんな症状が出たら「メンタル赤信号」...心療内科医が伝授、「働くための」心とカラダの守り方とは?
  • 3
    その首輪に書かれていた「8文字」に、誰もが言葉を失った
  • 4
    デカすぎ...母親の骨盤を砕いて生まれてきた「超巨大…
  • 5
    デンマークの動物園、飼えなくなったペットの寄付を…
  • 6
    ウォーキングだけでは「寝たきり」は防げない──自宅…
  • 7
    頭はどこへ...? 子グマを襲った「あまりの不運」が…
  • 8
    山道で鉢合わせ、超至近距離に3頭...ハイイログマの…
  • 9
    イラン人は原爆資料館で大泣きする...日本人が忘れた…
  • 10
    12歳の娘の「初潮パーティー」を阻止した父親の投稿…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中