最新記事
K-POP

NewJeans所属事務所ミン・ヒジン前代表めぐりK-POPファンの対立深まる? 

2024年9月19日(木)21時30分
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部

ミン・ヒジン出てけ!

こうしたなか、HYBE=ミン・ヒジンの対立で新たな動きが見られた。BTSファンのアーミー(ARMY)がミン・ヒジンADOR前代表の復帰に反対する声明文を発表したのだ。

9月16日からX(旧ツイッター)を中心に「#MinHeeJinOut」「#ARMYsWantMHJOut」「#Dont_Use_BTS_and_ARMY」などのハッシュタグが続いている。 該当ハッシュタグは北米、一部の東南アジア諸国、英国、ドイツなどでリアルタイムトレンドに上がったという。

これと共に一部のARMYは「BTS ARMYコミュニティの一員として、私たちは誤った話が私たちの名前に広がることを目撃しており、この声明を通じて現在進行中の経営状況に対する私たちの立場を共有しようと思う」と明らかにした。

続けて「何よりも先に、私たちはHYBEの子会社であるADORのCEOとしてミン·ヒジンが復帰することに対して統一された反対の立場を表明する。私たちは前CEOがBTSの軍服務中に取った行動、BTSに害を及ぼすため巫女に相談をしたこと、そして韓国メディアを操作してBTSとARMYに対する否定的な世論を作ろうとした計画をよく知っている」として「このような状況をかんがみると、私たちはBTSに対するすべてのメディア記事と非難、そしてミン·ヒジンへの支持が根拠のない主張と見ており、これは彼女の計画の一環だと考える」と伝えた。

また「現在BTSが自由に意見を表現できない状況であることを認識し、これは私たちの立場をより一層強化する。私たちは前CEOのミン·ヒジンにアーティストとファンを自分の計画と嘘を広めるための盾として使うことを中断することを促す」と強調した。

一方、HYBEは4月25日、ADOR前代表取締役だったミン·ヒジンを業務上背任の疑いで告発した。 その後、双方の激しい立場の違いが続いた。葛藤が解消されていない状況の中で、ミン·ヒジンは8月27日、ADOR代表から解任された。新任の代表は総務系のキャリアをもつキム・ジュヨンだ。だがミン·ヒジンは13日、ソウル中央地裁に、ADOR臨時株主総会の招集や社内理事として再選任のための仮処分申請を出している状況だ。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

中国、「ベネズエラへの一方的圧力に反対」 外相が電

ワールド

中国、海南島で自由貿易実験開始 中堅国並み1130

ワールド

米主要産油3州、第4四半期の石油・ガス生産量は横ば

ビジネス

今回会合での日銀利上げの可能性、高いと考えている=
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:教養としてのBL入門
特集:教養としてのBL入門
2025年12月23日号(12/16発売)

実写ドラマのヒットで高まるBL(ボーイズラブ)人気。長きにわたるその歴史と深い背景をひもとく

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切り札として「あるもの」に課税
  • 3
    「勇気ある選択」をと、IMFも警告...中国、輸出入ともに拡大する「持続可能な」貿易促進へ
  • 4
    空中でバラバラに...ロシア軍の大型輸送機「An-22」…
  • 5
    【実話】学校の管理教育を批判し、生徒のため校則を…
  • 6
    「最低だ」「ひど過ぎる」...マクドナルドが公開した…
  • 7
    自国で好き勝手していた「元独裁者」の哀れすぎる末…
  • 8
    身に覚えのない妊娠? 10代の少女、みるみる膨らむお…
  • 9
    ミトコンドリア刷新で細胞が若返る可能性...老化関連…
  • 10
    【銘柄】「日の丸造船」復権へ...国策で関連銘柄が軒…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切り札として「あるもの」に課税
  • 3
    【衛星画像】南西諸島の日米新軍事拠点 中国の進出を睨み建設急ピッチ
  • 4
    「勇気ある選択」をと、IMFも警告...中国、輸出入と…
  • 5
    デンマーク国防情報局、初めて米国を「安全保障上の…
  • 6
    【実話】学校の管理教育を批判し、生徒のため校則を…
  • 7
    ミトコンドリア刷新で細胞が若返る可能性...老化関連…
  • 8
    【銘柄】資生堂が巨額赤字に転落...その要因と今後の…
  • 9
    【クイズ】「100名の最も偉大な英国人」に唯一選ばれ…
  • 10
    香港大火災の本当の原因と、世界が目撃した「アジア…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切り札として「あるもの」に課税
  • 3
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸送機「C-130」謎の墜落を捉えた「衝撃映像」が拡散
  • 4
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした…
  • 5
    「999段の階段」を落下...中国・自動車メーカーがPR…
  • 6
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価…
  • 7
    「髪形がおかしい...」実写版『モアナ』予告編に批判…
  • 8
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だ…
  • 9
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
  • 10
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中