最新記事
韓国社会

「生後45日までの子犬、宅配便で配送します」 韓国ペット販売業者、通販サイトへ掲載

2024年9月10日(火)14時15分
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部
子犬の通販ページ

ネット通販サイトに掲載された子犬の通販 SBS News / YouTube

<「犬食」が法律で禁止された韓国だが、犬たちの受難は続くのか?>

韓国のネット通販サービス・クーパンにペット用の子犬を商品として登録した投稿が相次いで掲載され、議論が起きている。韓国メディア、YTN、SBSなどが報じた。

生後1カ月の子犬が1万2000円

最近クーパンには生後1日から45日までの子犬が11万8,200ウォン、生後45日〜12カ月の子犬は13万9,200ウォン、中大型犬は15万1,200ウォンで販売するという投稿がアップされていた。

詳細ページでは、ペットの配送方法として、子犬を段ボールに入れて宅配で送ると書かれていたという。また「宅配で早くて便利。配送過程で何らかの問題が発生した場合、当方が責任を負う」という説明もあったそうだ。

この販売の書き込みを見た韓国のネットユーザーたちは、「動物販売業に登録はされているのか」「宅配便で配送されるなんて、子犬にも命がある」と投稿するなど、子犬を宅配便で配送するという事実に驚き、強い批判を浴びせた。

一部のネットユーザーは、詳細ページにある韓国語の説明文の一部に誤りやぎこちない表現になっていることから、代行販売業者が中国のショッピングモールの商品ページをコピーして翻訳ソフトを使って作成したのではないか、と指摘している。

販売者についてクーパンへの申告が続くと、クーパン上に掲載されていた似たような商品は全て削除された状態だ。

クーパン側は、モニタリングを通じて、適法でない商品の投稿は直ちに掲載を取り下げていると明らかにした。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

FRB利下げ「良い第一歩」、幅広い合意= ハセット

ビジネス

米新規失業保険申請、3.3万件減の23.1万件 予

ビジネス

英中銀が金利据え置き、量的引き締めペース縮小 長期

ワールド

台湾中銀、政策金利据え置き 成長予想引き上げも関税
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:世界が尊敬する日本の小説36
特集:世界が尊敬する日本の小説36
2025年9月16日/2025年9月23日号(9/ 9発売)

優れた翻訳を味方に人気と評価が急上昇中。21世紀に起きた世界文学の大変化とは

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「何だこれは...」クルーズ船の客室に出現した「謎の物体」にSNS大爆笑、「深海魚」説に「カニ」説も?
  • 2
    燃え上がる「ロシア最大級の製油所」...ウクライナ軍、夜間に大規模ドローン攻撃 国境から約1300キロ
  • 3
    1年で1000万人が死亡の可能性...迫る「スーパーバグ」感染爆発に対抗できる「100年前に忘れられた」治療法とは?
  • 4
    「日本を見習え!」米セブンイレブンが刷新を発表、…
  • 5
    中国山東省の住民が、「軍のミサイルが謎の物体を撃…
  • 6
    アジア作品に日本人はいない? 伊坂幸太郎原作『ブ…
  • 7
    中国経済をむしばむ「内巻」現象とは?
  • 8
    ケージを掃除中の飼い主にジャーマンシェパードがま…
  • 9
    「最悪」「悪夢だ」 飛行機内で眠っていた女性が撮影…
  • 10
    「ゾンビに襲われてるのかと...」荒野で車が立ち往生…
  • 1
    「最悪」「悪夢だ」 飛行機内で眠っていた女性が撮影...目覚めた時の「信じがたい光景」に驚きの声
  • 2
    「中野サンプラザ再開発」の計画断念、「考えてみれば当然」の理由...再開発ブーム終焉で起きること
  • 3
    【クイズ】次のうち、飲むと「蚊に刺されやすくなる」飲み物はどれ?
  • 4
    科学が解き明かす「長寿の謎」...100歳まで生きる人…
  • 5
    「二度見した」「小石のよう...」マッチョ俳優ドウェ…
  • 6
    「我々は嘘をつかれている...」UFOらしき物体にミサ…
  • 7
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?
  • 8
    【クイズ】世界で1番「島の数」が多い国はどこ?
  • 9
    電車内で「ウクライナ難民の女性」が襲われた驚愕シ…
  • 10
    「何だこれは...」クルーズ船の客室に出現した「謎の…
  • 1
    「4針ですかね、縫いました」日本の若者を食い物にする「豪ワーホリのリアル」...アジア出身者を意図的にターゲットに
  • 2
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?
  • 3
    「まさかの真犯人」にネット爆笑...大家から再三「果物泥棒」と疑われた女性が無実を証明した「証拠映像」が話題に
  • 4
    信じられない...「洗濯物を干しておいて」夫に頼んだ…
  • 5
    「最悪」「悪夢だ」 飛行機内で眠っていた女性が撮影…
  • 6
    「中野サンプラザ再開発」の計画断念、「考えてみれ…
  • 7
    「我々は嘘をつかれている...」UFOらしき物体にミサ…
  • 8
    プール後の20代女性の素肌に「無数の発疹」...ネット…
  • 9
    【クイズ】次のうち、飲むと「蚊に刺されやすくなる…
  • 10
    「怖すぎる」「速く走って!」夜中に一人ランニング…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中