最新記事
セレブ

「猫バーにいるんだ」「説明してくれ...」日本から年越し番組に出演の世界的ギタリスト、シュールな絵面にネット爆笑

2024年1月10日(水)11時15分
千歳香奈子
ジョン・メイヤー

ジョン・メイヤー(2019年10月、オランダ・アムステルダム) Ben Houdijk-Shutterstock

<司会の質問に冷静に応じるジョン・メイヤーと、カウンターの上を自由気ままに動き回る猫たちの様子に司会者も大興奮。「アメリカにも猫バーが必要」との声も>

世界最高峰ギタリストでシンガー・ソングライターのジョン・メイヤーが、CNNが大晦日に放送したカウントダウン番組に東京の猫バーから出演。年明け早々猫とじゃれ合う姿に司会者は抱腹絶倒となり、「番組史上最高の年越し」とSNS上で大きな話題を呼んでいる。

【動画】シュールすぎる...恒例の年越し番組に東京の猫バーから出演したジョン・メイヤー

CNNの看板キャスター、アンダーソン・クーパーと人気司会者アンディ・コーエンが司会を務める恒例の年越しカウントダウンは、4時間半に渡って米ニューヨークのタイムズスクエアから生中継される人気特番。2人の軽快なトークや生放送中の飲酒、豪華ゲストの登場などで毎年話題を呼ぶが、今年のハイライトは一足先に年が明けた元旦の東京で猫たちに囲まれて過ごすジョンのシュールな姿だった。

 

アメリカ人には馴染みのない猫カフェ

12月29日から31日までブルーノート東京で来日公演を行っていたジョンは、番組後半にスペシャルゲストとして登場。年明けまで1時間を切ったニューヨークとビデオ中継がつながった東京でジョンがいたのは、想定外の猫バーだった。カウンターの上を自由に歩き回る猫たちを横目に神妙な面持ちで、「いま、猫バーにいるんだ。もう年が明けて半日が過ぎているけどね」と話し、新宿・歌舞伎町にある「Bar Cats in the Box」で新年を迎えたことを報告。

日本では珍しくない猫カフェだが、法律の違いから米国内にはほとんど存在しない。店内を複数の猫が歩き回る様子はアメリカ人にとっては未知の世界で、猫と戯れるジョンの姿に司会の2人も困惑。元旦にバーのカウンターで猫と飲むジョンの姿に笑いが止まらず、「衛生的に大丈夫なの?」とアンディが突っ込む場面も見られた。

「規準を満たしているから、問題ないと思うよ」と冷静に答えるジョンと猫がカメラの前を気ままに横切る様子に、2人は大ウケ。笑いが止まらないアンダーソンをフォローするようにアンディは、「猫だらけで、猫が互いを舐め合っているんだけど、猫バーって一体何なのか説明してくれ」と懇願。

「ここはお酒を楽しみながら、猫と話しができる場所だよ。猫バーだね。これ以上どう説明していいのか分からないけど」と真顔で話すジョンに、番組冒頭からテキーラのショットでハイテンションになっている2人は大爆笑。笑いをこらえきれずアンダーソンが画面からフェイドアウトする様子も見られた。

その後も猫のお尻が大写しになったり、ジョンが猫にペースト状のおやつを黙々と与える様子で盛り上がり、猫の名前当てゲームが始まるなど型破りな番組進行で視聴者を楽しませた。

企業経営
ビジネスの成功だけでなく、他者への支援を...パートナーコ創設者が見出した「真の成功」の法則
あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

中国、香港の火災報道巡り外国メディア呼び出し 「虚

ワールド

26年ブラジル大統領選、ボルソナロ氏長男が「出馬へ

ワールド

中国軍機、空自戦闘機にレーダー照射 太平洋上で空母

ビジネス

アングル:AI導入でも揺らがぬ仕事を、学位より配管
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:日本時代劇の挑戦
特集:日本時代劇の挑戦
2025年12月 9日号(12/ 2発売)

『七人の侍』『座頭市』『SHOGUN』......世界が愛した名作とメイド・イン・ジャパンの新時代劇『イクサガミ』の大志

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした「信じられない」光景、海外で大きな話題に
  • 2
    兵士の「戦死」で大儲けする女たち...ロシア社会を揺るがす「ブラックウィドウ」とは?
  • 3
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価に与える影響と、サンリオ自社株買いの狙い
  • 4
    健康長寿の鍵は「慢性炎症」にある...「免疫の掃除」…
  • 5
    ホテルの部屋に残っていた「嫌すぎる行為」の証拠...…
  • 6
    「搭乗禁止にすべき」 後ろの席の乗客が行った「あり…
  • 7
    【クイズ】アルコール依存症の人の割合が「最も高い…
  • 8
    仕事が捗る「充電の選び方」──Anker Primeの充電器、…
  • 9
    『羅生門』『七人の侍』『用心棒』――黒澤明はどれだ…
  • 10
    ビジネスの成功だけでなく、他者への支援を...パート…
  • 1
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした「信じられない」光景、海外で大きな話題に
  • 2
    兵士の「戦死」で大儲けする女たち...ロシア社会を揺るがす「ブラックウィドウ」とは?
  • 3
    健康長寿の鍵は「慢性炎症」にある...「免疫の掃除」が追いつかなくなっている状態とは?
  • 4
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価…
  • 5
    戦争中に青年期を過ごした世代の男性は、終戦時56%…
  • 6
    イスラエル軍幹部が人生を賭けた内部告発...沈黙させ…
  • 7
    【クイズ】アルコール依存症の人の割合が「最も高い…
  • 8
    【銘柄】関電工、きんでんが上昇トレンド一直線...業…
  • 9
    人生の忙しさの9割はムダ...ひろゆきが語る「休む勇…
  • 10
    7歳の息子に何が? 学校で描いた「自画像」が奇妙す…
  • 1
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に...日本からは、もう1都市圏がトップ10入り
  • 2
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後」の橋が崩落する瞬間を捉えた「衝撃映像」に広がる疑念
  • 3
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 4
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸…
  • 5
    「999段の階段」を落下...中国・自動車メーカーがPR…
  • 6
    まるで老人...ロシア初の「AIヒト型ロボット」がお披…
  • 7
    「髪形がおかしい...」実写版『モアナ』予告編に批判…
  • 8
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした…
  • 9
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
  • 10
    インド国産戦闘機に一体何が? ドバイ航空ショーで…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中