米スーパーセレブ、「ギリギリ見えない」ビキニ写真を投稿も、コメントが「無神経」「悲劇を利用」と批判浴びる
Kim Kardashian's "tone deaf" message slammed after Steve Harwell death
Asatur Yesayants/Shutterstock
<キム・カーダシアンの投稿が、死去したばかりの「スマッシュ・マウス」スティーブ・ハーウェルのファンから怒りを買った>
モデルや起業家として活躍する「スーパーセレブ」キム・カーダシアンが、またもやSNSへの投稿で物議を醸している。見えてはいけないところがギリギリ隠れるかどうか、という際どすぎるゴールドのビキニを着た自身のセルフィー写真なのだが、これに添えられた文言が、大勢のネットユーザーの批判を呼ぶことになってしまったのだ。
■【写真】ギリギリ隠れるかどうかの際どいカーダシアンの水着写真...コメントに批判が
スティーブ・ハーウェルの死後に写真に添えた言葉をめぐり、大勢のインスタグラムユーザーから批判を浴びた。
カーダシアンの言葉が問題視されたのは、これが米ロックバンド「スマッシュ・マウス」の元ボーカルであるスティーブ・ハーウェルの死が報じられたすぐ後に投稿されたものだからだ。
同バンドのマネージャーを務めるロバート・ヘイズは、ハーウェルが9月4日に急性肝不全で死去したことを明らかにした。その数時間前には、ハーウェルが病気を患い、末期状態であることが公表されていた。56歳だった。
ハーウェルの死去から数日後、カーダシアンはインスタグラムに金色のビキニ姿でポーズを取った自身を鏡越しに撮影したセルフィー2枚を投稿。この水着を意識して「光るもの全てが金(All that glitters is gold.)」という言葉を写真に添えた。
この言葉のチョイスに激怒したのが、ハーウェルのファンたちだ。「光るもの全てが金」は、スマッシュ・マウスの1999年のヒット曲「オールスター」の歌詞に出てくる言葉だ。
コーラス部分の歌詞は、次のようになっている。「今や君はオールスターだ/さあ、試合を始めよう/今や君はロックスターだ/ショーをやって報酬を稼ごう/そして光るもの全てが金/流れ星だけが型を破る」
「亡くなった人を利用した」と批判が噴出
あるインスタグラムユーザーは、カーダシアンの言葉のチョイスについて「控えめに言って無神経」だと批判。別のユーザーは「この曲を歌っていた人が亡くなったばかりだって知ってた?」と書き込んだ。
また別のユーザーは「みんなの気を引くための投稿に、亡くなった人の歌詞を利用するなんて」と憤りを表明し、さらに別の人物は「キム、スマッシュ・マウスのこの人は亡くなったばかりなの。投稿を取り下げて」とコメント。また別の人物は「これはスティーブ・ハーウェルを追悼する投稿なの?」と書き込んだ。
批判的な反応もあった一方で、数多くのファンやセレブは、カーダシアンの投稿に好意的な反応を示した。リアリティー番組「主婦のすべて・アトランタ編」に出演したシェリー・ホイットフィールドは、歌手ジル・スコットの2004年の曲「ゴールデン」の歌詞をもじって「黄金のような人生を生きているのね」と書き込んだ。
キムの妹であるクロエ・カーダシアンは、姉の投稿に黄金の星の絵文字を3つ並べて反応した。