最新記事
エンタメ

細すぎる! KARAなどの世代に比べ「細さを競う」かのような若手の女性K-POPアイドルたち...比較動画が話題

2023年6月17日(土)19時58分
イングリッド・メンドーサ
K-POPアイドルの少女時代

第2世代とされる少女時代(2011年10月) Lee Jae-Won-Reuters

<一般人が有名人並みに痩せたがるようになると、有名人にはさらに痩せなければならないというプレッシャーがかかる>

女性K-POPアイドルにとっては、外見の魅力に加えて激しいダンスパフォーマンスも「売り」のひとつ。であれば、結果として彼女たちの体型が細身になることには何の不思議もない。しかし「第2世代」と呼ばれるかつての人気グループのメンバーたちと比べても、現在の第4世代アーティストたちはあまりに痩せすぎではないか──そんなファンの心配を表すような「比較動画」が注目を集めている。

■【動画】かつての人気グループたちに比べても現在の若手K-POPアイドルは痩せすぎ? 比較動画

「K썩은물(「腐った水」の意)」というユーチューバーは6月13日、第2世代から第4世代の女性K-POPアイドルを比較する動画を自身のYouTubeチャンネルに投稿した。少女時代から2NE1(トゥエニィワン)、BLACKPINK(ブラックピンク)、Red Velvet(レッド・ベルベット)、NewJeans(ニュージーンズ)、aespa(エスパ)、IVE(アイヴ)といった女性K-POPアイドルたちだ。

「K썩은물」は動画の中で、若い世代のアーティストの方が痩せて見えると指摘し、その証拠として、あばら骨が浮き出ているシーンを挙げている。

この動画が話題になると、K-POPファンたちの間で、女性K-POPアイドルの細い体形は「健康的」と言えるのか、現在の社会における標準的な美しさなのか、という議論が巻き起こった。

「韓国の外見至上主義はどんどん過激に」

あるオンラインユーザーは「本当に同情してしまうし、韓国の外見至上主義はどんどんひどくなっている。私自身も、かわいいものや、かっこいいものが好きだ。でも、外見に取りつかれ、壊れてしまう人が増えているのを見ると、病気だとしか思えない」とコメントした。

「最近、外見に対するプレッシャーがますます厳しくなっていることを本当に心配している。学校では、女の子が昼食を抜いている。痩せるには運動より食事が効果的で、そうして痩せないとかわいくないと評価されるのが今の世代......まず大人が変わらなければ意味がない」と書いた人もいた。

ほかにも、「一般人が有名人のように痩せたがるようになればなるほど、有名人はそれ以上に痩せなければならないため、どんどん痩せていっていると聞いたことがある」「社会からどう見られるかという意識が痩せすぎの主な原因だ」といった意見もあがった。

一方で、「女性アイドルは昔から細かった。第2世代のアイドルと今の女性アイドルでは、同じようなレベルだ。むしろ今の方がより自然になっていると思う」というコメントも寄せられた。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

ロシア、イラン・イスラエル仲介用意 ウラン保管も=

ワールド

イラン核施設、新たな被害なし IAEA事務局長が報

ビジネス

インド貿易赤字、5月は縮小 輸入が減少

ワールド

イラン、NPT脱退法案を国会で準備中 決定はまだ
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:非婚化する世界
特集:非婚化する世界
2025年6月17日号(6/10発売)

非婚化・少子化の波がアメリカもヨーロッパも襲う。世界の経済や社会福祉、医療はどうなる?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「タンパク質」より「食物繊維」がなぜ重要なのか?...「がん」「栄養」との関係性を管理栄養士が語る
  • 2
    ブラッド・ピット新髪型を「かわいい」「史上最高にかっこいい」とネット絶賛 どんなヘアスタイルに?
  • 3
    気温40℃、空港の「暑さ」も原因に?...元パイロットが指摘する、墜落したインド航空機の問題点
  • 4
    「サイドミラー1つ作れない」レアアース危機・第3波で…
  • 5
    サイコパスの顔ほど「魅力的に見える」?...騙されず…
  • 6
    林原めぐみのブログが「排外主義」と言われてしまう…
  • 7
    若者に大不評の「あの絵文字」...30代以上にはお馴染…
  • 8
    メーガン妃とキャサリン妃は「2人で泣き崩れていた」…
  • 9
    さらばグレタよ...ガザ支援船の活動家、ガザに辿り着…
  • 10
    ハルキウに「ドローン」「ミサイル」「爆弾」の一斉…
  • 1
    庭にクマ出没、固唾を呑んで見守る家主、そして次の瞬間...「信じられない行動」にネット驚愕
  • 2
    大阪万博は特に外国人の評判が最悪...「デジタル化未満」の残念ジャパンの見本市だ
  • 3
    「セレブのショーはもう終わり」...環境活動家グレタらが乗ったガザ支援船をイスラエルが拿捕
  • 4
    ブラッド・ピット新髪型を「かわいい」「史上最高に…
  • 5
    「サイドミラー1つ作れない」レアアース危機・第3波で…
  • 6
    ファスティングをすると、なぜ空腹を感じなくなるの…
  • 7
    今こそ「古典的な」ディズニープリンセスに戻るべき…
  • 8
    右肩の痛みが告げた「ステージ4」からの生還...「生…
  • 9
    アメリカは革命前夜の臨界状態、余剰になった高学歴…
  • 10
    脳も体も若返る! 医師が教える「老後を元気に生きる…
  • 1
    日本の「プラごみ」で揚げる豆腐が、重大な健康被害と環境汚染を引き起こしている
  • 2
    【定年後の仕事】65歳以上の平均年収ランキング、ワースト2位は清掃員、ではワースト1位は?
  • 3
    日本はもう「ゼロパンダ」でいいんじゃない? 和歌山、上野...中国返還のその先
  • 4
    一瞬にして村全体が消えた...スイスのビルヒ氷河崩壊…
  • 5
    庭にクマ出没、固唾を呑んで見守る家主、そして次の…
  • 6
    大爆発で一瞬にして建物が粉々に...ウクライナ軍「Mi…
  • 7
    「ママ...!」2カ月ぶりの再会に駆け寄る13歳ラブラ…
  • 8
    あなたも当てはまる? 顔に表れるサイコパス・ナルシ…
  • 9
    ドローン百機を一度に発射できる中国の世界初「ドロ…
  • 10
    【クイズ】EVの電池にも使われる「コバルト」...世界…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中