才能を「発揮できる人・できない人」を分ける、ただ1つの違いとは? 才能を整理し、生かす方法
さらには、専門家がAIを使うと、その真価が発揮されます。たとえば、AIは記事のたたき台作成はできても、まだまだ文脈の判断やコンセプトに沿った編集は苦手。プロの目で「伝わる文章」にするのは人間の役割になります。こんなふうに、好奇心とプロフェッショナリズムが掛け合わさると、創造が爆発的に加速します。
「才能のトリセツ」×AIで、最強の思考パートナーを育てる
──AIは才能の可視化や開花のサポートにも活用できそうですね。
まさにそうです。AIは自分の欲求を掘り下げる対話相手になってくれます。たとえば『才能のトリセツ』の問いと自分の回答をAIに投げて、「『なぜ?』と3回掘り下げて」と頼めば、自分の内面が整理されてきます。
さらに、「才能のトリセツ」をAIに読み込ませておき、仕事の悩みを相談すると、自分の才能や欲求に応じた解決策を提案してくれるんです。僕の経験上、9割以上の確率で納得のいくアドバイスが返ってくるので、自分専用のコーチができた感覚になります。
この方法は採用にも生かせます。弊社では応募者の「才能のトリセツ」をもとに、自社のカルチャーと合っているかを判断しています。すると採用がより本質的なものになり、人材のミスマッチを防ぎやすくなるんです。
しかも、ChatGPTには僕の「言葉の癖」まで学んでもらえるので、メールや企画書を書く際に「敬語で僕っぽく」といった指示もできる。すると自分らしいトーンの文章ができて、仕事のスピードも質もグッと高まります。





