AIバブルに潜む「見えないリスク」とは?...米株市場の熱狂に黄信号
10月15日、 米国株は今年、人工知能(AI)の潜在的収益力に対する楽観論を背景に過去最高値を更新している。しかし投資家は、この「AIトレード」に潜む弱点を探しており、警戒すべきリスクをいくつか指摘している。写真は2024年2月、バルセロナで開催された展示会に掲げられたAIのイメージ(2025年 ロイター/Bruna Casas)
米国株は今年、人工知能(AI)の潜在的収益力に対する楽観論を背景に過去最高値を更新している。しかし投資家は、この「AIトレード」に潜む弱点を探しており、警戒すべきリスクをいくつか指摘している。
2022年11月に生成AIの「チャットGPT」が登場して以来、AIはウォール街の主要テーマとなった。シティグループのストラテジストは、S&P総合500種指数の時価総額約57兆ドルのうち、約50%はAIへのエクスポージャー(関連性)が「高い」または「中程度」だと推計している。
S&P総合500種は年初来で約13%、ハイテク株中心のナスダック総合指数は17%、それぞれ上昇した。
PNCフィナンシャル・サービシズ・グループの投資戦略責任者、ユンユー・マー氏は「市場の支援材料の多くは、直接的もしくは間接的にこの取引に関連している」と言う。
ハイテクおよびAI関連株は今年、幾度か失速した。年初に中国発の低コストAIモデル「ディープシーク」が登場した際には、AIに対する巨額投資の是非が問われ、衝撃が走った。同様の懸念は8月にも浮上し、ハイテク株が一時的に下落した。しかしAIトレードはこれらの逆境から回復し、活発に行われている。
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