「高すぎる銅」は、いつ値下がりするのか?...50%トランプ関税が生んだ「銅バブル」の行方

トランプ米大統領が米国に輸入される銅に50%の関税を課すと表明すると、米国内の銅価格は過去最高値を更新した。写真は2017年10月、インド・コルカタで撮影(2025年 ロイター/Rupak De Chowdhuri)
トランプ米大統領が米国に輸入される銅に50%の関税を課すと表明すると、米国内の銅価格は過去最高値を更新した。しかし追加関税導入を見越して積み上げられた在庫などが影響を及ぼす形で、数カ月中に価格上昇圧力は和らぎそうだ。
米政府は銅輸入に伴う安全保障上の懸念に関する調査を2月に開始。トランプ氏は8日に50%の関税方針を表明したのに続き、9日にはこの関税を8月1日に発動すると発表した。
市場関係者は2月時点で、25%の追加関税が適用されると想定していたため、既に在庫は膨らんでいた。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の銅先物価格も年初から今月7日までに25%上昇した。
ところがトランプ氏が8日に表明した関税率が50%だったため、COMEXの銅先物は1ポンド=5.6820ドル、1トン=1万2526ドルと最高値を付け、国際的な指標とされるロンドン金属取引所(LME)の取引価格に対して2920ドル余りのプレミアムが乗った。
それでもパンミュア・リベラムのアナリスト、トム・プライス氏は「この追加関税に絡む全てのノイズが消えれば、米国の銅価格は下落し、LME価格に近づくだろう」と予想する。
プライス氏によると、米国内の銅需要も低調で今年の消費量は前年比16%減の132万トンになる見通しという。
需要がさえない主な理由は、各種関税措置を巡る不確実性が経済成長に水を差しているためだ。
銅需要をけん引する米製造業の直近の景況調査を見ると、縮小圏にとどまっていることが分かる。
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