中国税関総署が7日発表した1─2月の貿易統計によると、米中貿易摩擦の激化の影響を受けて輸出が大幅に減速した。輸出に大きく依存している中国の景気回復に打撃を与える可能性がある。一方、輸入は予想に反して減少した。

1─2月の輸出は前年同期比2.3%増にとどまり、ロイターがまとめたエコノミスト予想の5%増を下回った。昨年12月は10.7%増だった。

輸入は8.4%減少した。市場予想は1%増、12月は1.0%増だった。

税関総署は春節(旧正月)の時期のずれによる影響を調整するため、1月と2月の貿易データを合算して発表している。

保銀投資(ピンポイント・アセット・マネジメント)のチーフエコノミスト、張智威氏は「(輸出の鈍化は)貿易戦争を避けるために昨年末に好調だった前倒し輸出が鈍化したことが一因かもしれない。輸入の急減は、内需の低迷と加工貿易向け輸入の減少の両方を反映している可能性がある」と指摘した。

中国製品に対する米国の関税引き上げのダメージは来月に表れるだろうとした。

[ロイター]
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