習近平は「総書記」と「国家主席」どちらが正しいのか?...中国政治システムの「本音と建前」
現在の常務委員会は習近平総書記を含む7名で構成されており、この常務委員会の多数決で軍事、外交、内政など中国の全てが決まります。前述した国務院は、共産党常務委員会の指示に従って行政を行うというイメージです。
「常務委員会ねえ。3期目の習政権以降はメンバーは全員、彼の元部下みたいな人。そういうメンツでニュートラルな多数決になるわけがない」
これが一般的な評価だと思います。しかし、合議制になっているという意味では、常務委員には意味があると私は思っています。ロシアの「全てはプーチン大統領の頭の中」という独裁状態と比較すれば、少なくとも仕組みとしては極端なことが起きにくいと考えるためです。
政府のポジションより重要な共産党のポジション
「中国の政治家の序列は、何よりも共産党の序列なのだ」
改めて私が思ったのは、2023年7月。女性スキャンダルが報じられた秦剛外相が1カ月ほど公の場に姿を現さず、病気なのか軟禁されたのか、さまざまな噂が飛び交った時のことです。
中国では「外交部部長」と呼ばれる外務大臣といえば、どこの国でも最重要と言えるポジション。行方不明というのは大問題になってもおかしくないはずです。それなのに中国では、王毅前外務大臣が何事もないかのように代行を務めていました。
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