最新記事

メディア

マードック帝国を揺るがす赤毛の女

盗聴事件で引責辞任したブルックス──マードックの「秘蔵っ子」である彼女はいかに一族に取り入り権力を手にしたのか

2011年7月20日(水)10時10分
ロイド・グローブ、マイク・ジリオ

大切な人 マードックはブルックスに魅了されていた Eddie Keogh-Reuters

 アメリカとイギリスのメディア界に君臨する「帝王」ルパート・マードックの秘蔵っ子が、ついに辞任に追い込まれ、逮捕された。一連の盗聴スキャンダルの舞台となったタブロイド紙ニューズ・オブ・ザ・ワールドの廃刊に続くダブルパンチで、老雄マードックも人生最大の危機を迎えたことになる。

 マードック帝国のイギリスにおける事業会社ニューズ・インターナショナルのCEOレベッカ・ブルックスが辞任を発表したのは7月15日のこと。その数分後にはツイッター上に、解雇された元従業員のぼやきが載った。「俺たちの払った犠牲は、いったい何だったのかね」

 現場に犠牲を強いたのは、もちろん秘蔵っ子のブルックスを守るためだった。しかし、その秘蔵っ子のクビまで差し出したとなると、この先は果たして誰のクビが飛ぶことになるのか。低俗メディアの熱狂的ファンならずとも、気になるところだ。...本文続く

──ここから先は7月20日発売の『ニューズウィーク日本版』 2011年7月27日号をご覧ください。
<デジタル版マガストアでのご購入はこちら
<デジタル版Fujisan.co.jpでのご購入はこちら
<定期購読のお申し込みはこちら
 または書店、駅売店にてお求めください

今週のカバー特集は「世界が語るフクシマ論」。悲劇を生んだ構造問題から脱原発までポスト・フクシマ時代を読み解きます。
■揺らぐニッポン「原子力立国」の夢
■原子力村から今こそ脱却すべき
■原発なき世界の危険な未来図
■福島原発は廃炉にできない ほか

他にも
■盗聴 哀れな英国流「マスゴミ」文化
■欧州銀行のストレステストは大甘査定?
■前途多難でも明るい南スーダンの未来 ほか
<最新号の目次はこちら

[2011年7月27日号掲載]

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

中国BYD、数分で充電可能な高級EV発売へ 欧州で

ワールド

トランプ氏、イランは「降伏間近」 G7会合で成果誇

ワールド

トルコ船舶1隻にホルムズ海峡通航許可と同国閣僚、イ

ビジネス

双日、レアアース鉱山の新規開発に向けた検討開始 豪
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:教養としてのミュージカル入門
特集:教養としてのミュージカル入門
2026年3月17日号(3/10発売)

社会と時代を鮮烈に描き出すミュージカル。意外にポリティカルなエンタメの「魔力」を学ぶ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」と言われる外国特派員の私が思うこと
  • 2
    職業別の収入に大変動......タクシー運転手・自動車整備は収入増、公認会計士・税理士は収入減
  • 3
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製をモデルにした米国製ドローンを投入
  • 4
    ショーン・ペンは黙らない――「ウクライナへの裏切り…
  • 5
    「イラン送りにすべき...」トランプ孫娘、警護隊引き…
  • 6
    世界の視線は中東から日本へ...企業主導で築くインド…
  • 7
    「このままよりはマシだ」――なぜイランで米軍の攻撃…
  • 8
    「映画賞の世界は、はっきり言って地獄だ」――ショー…
  • 9
    2万歩でも疲れない? ディズニー・ユニバで足が痛く…
  • 10
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...…
  • 1
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 2
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 3
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」と言われる外国特派員の私が思うこと
  • 4
    「このままよりはマシだ」――なぜイランで米軍の攻撃…
  • 5
    キャサリン皇太子妃、英連邦デー式典に出席...公開さ…
  • 6
    職業別の収入に大変動......タクシー運転手・自動車…
  • 7
    【長期戦はイラン有利】米側の体制転覆シナリオに暗…
  • 8
    日本の保護者は自分と同じ「大卒」の教員に敬意を示…
  • 9
    40年以上ぶり...イスラエル戦闘機「F-35I」が、イラ…
  • 10
    中国はイランを見捨てた? イランの「同盟国」だっ…
  • 1
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 4
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...…
  • 5
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 6
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 7
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 8
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 9
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 10
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中