ニュース速報
ビジネス

アマゾン、米郵政公社経由の配送を大幅削減へ=関係者

2026年03月18日(水)14時46分

 米アマゾン・ドット・コムは、米郵政公社(USPS)との配送事業契約の更新で合意に至らなかったことを受け、USPS経由の商品配送を大幅に削減する計画だ。写真は2023年7月、ニューヨーク州メルビルにあるアマゾンの倉庫で撮影(2026年 ロイター/Soren Larson)

David Shepardson

[ワシ‌ントン 17日 ロイター] - 米アマゾ‌ン・ドット・コムは、米郵政公​社(USPS)との配送事業契約の更新で合意に至らなか⁠ったことを受け、USPS経由​の商品配送を大幅に削減する計画だ。関係者が匿名を条件にロイターに語った。

アマゾンは「ラストマイル配送(物流拠点から最終的な顧⁠客への配送)」事業をUSPSに委託し、USPSにとって最大の顧客だった。しかし、アマゾン⁠はUSPS経由の​配送を削減しており、USPSとの契約が終了する9月までに少なくとも3分の2削減することを目指しているという。

17日の議会公聴会に出席したUSPSのスタイナー総裁はロイターに対し、USPSは引き続きアマゾンと交渉中だと述べ、「どう⁠なるかは言えない」と語った。‌機密保持契約を理由に削減規模についてのコ⁠メン⁠トも控えた。

同氏はこの公聴会で、政府への支払いを継続した場合、10月か11月には資金が枯渇する可能性があると述べた。

アマゾンとUSPSはラストマイル配送契約の更‌新について1年以上協議を続けてきた。

アマ​ゾン‌は昨年、USPSが同事業の入⁠札を実施しよ​うとしていることに「驚いた」とし、不透明な状況を踏まえて選択肢を検討していると明らかにしていた。

アマゾンは17日の声明で「USPSとの取扱量を増やしたいと考えて‌いた。1年以上にわたり誠意を持って交渉を行い、合意に向かっていると思っていた​矢先、USPSが土壇場で突然交渉⁠を打ち切り、入札の構想を持ち出した」と説明。アマゾンは「規模が縮小してもパートナーシ​ップを継続したい」ため、この入札に参加したが、「入札の結果にかかわらず、顧客の配送ニーズに応える準備をしなければならない」とした。

ロイター
Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

韓国サムスンの労組がスト計画承認、世界の半導体供給

ワールド

豪財務省、中東危機で物価上昇と経済打撃拡大を予測

ワールド

ウクライナ、パイプライン復旧支援受け入れ 原油供給

ビジネス

AI投資加速でハイパースケーラー債発行拡大へ、アマ
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:イラン革命防衛隊
特集:イラン革命防衛隊
2026年3月24日号(3/17発売)

イスラム神権国家を裏からコントロールする謎の軍隊の歴史と知られざる実力

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が発生し既に死者も、感染源は「ナイトクラブ」
  • 2
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 3
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期スペイン女王は空軍で訓練中、問われる「軍を知る君主」
  • 4
    住宅建設予定地に眠っていた「大量の埋蔵金」...現在…
  • 5
    【衛星画像】イラン情勢緊迫、米強襲揚陸艦「トリポ…
  • 6
    「ネタニヤフの指が6本」はなぜ死亡説につながったの…
  • 7
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
  • 8
    ガソリン価格はどこまで上がるのか? 専門家が語る…
  • 9
    モジタバの最高指導者就任は国民への「最大の侮辱」.…
  • 10
    「危険な距離まで...」豪ヘリに中国海軍ヘリが異常接…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」と言われる外国特派員の私が思うこと
  • 3
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製をモデルにした米国製ドローンを投入
  • 4
    「このままよりはマシだ」――なぜイランで米軍の攻撃…
  • 5
    職業別の収入に大変動......タクシー運転手・自動車…
  • 6
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 7
    ズボンを穿き忘れてる! 米セレブ、下を穿かず「目の…
  • 8
    世界の視線は中東から日本へ...企業主導で築くインド…
  • 9
    住宅建設予定地に眠っていた「大量の埋蔵金」...現在…
  • 10
    ショーン・ペンは黙らない――「ウクライナへの裏切り…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 5
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 6
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 7
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 8
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 9
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
  • 10
    「水道水」が筋トレの成果を左右する...私たちの体に…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中