ウクライナ、パイプライン復旧支援受け入れ 原油供給再開には時間
ウクライナは17日、損傷した「ドルジバ・パイプライン」について、石油輸送を再開するための技術支援と資金提供を行うという欧州連合(EU)の提案を受け入れた。写真はドルジバ・パイプライン。ハンガリーのサースハロンバッタで2022年5月撮影(2026年 ロイター/Bernadett Szabo)
[ブリュッセル 17日 ロイター] - ウクライナは17日、損傷した「ドルジバ・パイプライン」について、石油輸送を再開するための技術支援と資金提供を行うという欧州連合(EU)の提案を受け入れた。ただ、ハンガリーおよびスロバキアへのロシア産原油の供給再開には、まだ数週間を要すると示唆した。
17日に公表されたEU宛ての書簡の中で、ウクライナのゼレンスキー大統領は、パイプラインの修復作業がほぼ完了に近づいており、「ロシアによるさらなる攻撃がない限り」中継ポンプ場は1カ月半以内に復旧する見込みだとした。
パイプラインはロシアによる攻撃で損傷。ハンガリーとスロバキアは1月下旬から、同パイプライン経由のロシア産原油の供給が途絶えている。
ハンガリーとスロバキアの両政府は、2022年のロシアによるウクライナ侵攻後もロシアとの政治的・エネルギー関係を維持しており、ウクライナが石油供給の再開を遅らせていると非難している。ウクライナはこれを否定している。
ウクライナがパイプラインの修復支援を受け入れたことに対しても、反応は冷ややかで、ハンガリーの外相は「政治的な駆け引き」と呼んだ。





