コラム

「激ヤセ」ポンペオに見るアメリカ大統領と体重の微妙な関係

2022年02月02日(水)11時00分

ただし、私は2つの理由で、今回の減量はやりすぎだったと思う。

第1に、減量により、まるで別人のようになってしまった。痩せてすっかり迫力のなくなったポンペオは、果たしてトランプのお気に入りであり続けられるだろうか。

第2に、減量方法の説明が説得力を欠いている。有権者に不信感を持たれて、器の小さい人物だと思われかねない。

本人の説明によると、ほぼ毎日30分間のワークアウトを行い、食事の量を減らすことにより、減量したとのことだ。しかし、ポンペオの年齢(58歳)では、この方法により半年で40キロも減量することは極めて難しい。胃をバンドで縛って食べる量を減らす手術を受けたか、過酷なワークアウトと断食を行うかしたのではないか。

ポンペオは、大統領選のために体重を大幅に減らしたのだろう。しかし、この行動は、彼の選挙運動の出ばなに壊滅的なダメージを与えることになりかねない。

プロフィール

サム・ポトリッキオ

Sam Potolicchio ジョージタウン大学教授(グローバル教育ディレクター)、ロシア国家経済・公共政策大統領アカデミー特別教授、プリンストン・レビュー誌が選ぶ「アメリカ最高の教授」の1人

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