コラム

嘘の研究者が教える、嘘の見抜き方/mere(単なる)

2017年09月21日(木)17時41分

登場するボキャブラリー

【go the extra mile】一層の努力をする。マイヤー氏がここで重要性を主張しているのは、嘘を発掘するだけでなく、誠実を求めるためにgo the extra mileをすることです。

【the plot thickens】事態がますます複雑になってきた、面白くなってきた。マイヤー氏によると、嘘に関する研究データを詳しく見れば見るほど、the plot thickensから、研究内容も面白くなるそうです。

【parse out】解析する、はっきりさせる。マイヤー氏の説明では、私たちは真実と複雑な関係を持ち、それを必要に応じてparse outしているそうです。

【for it】そのことに賛成する、そのことを推進する。マイヤー氏によると、私たちは嘘に反対するが、しかし一方で密かにそれをfor itしているそうです。

【News of the World】スキャンダルに関連する記事の多いイギリスのタブロイド紙。文化と歴史に嘘が溢れている例として、ダンテやシェイクスピアの後、この新聞の名前を出してマイヤー氏は視聴者の笑いを引き出しています。

【temper】和らげる、穏やかにする、加減する。マイヤー氏は、自分が知っていると思っていることを科学でtemperすることをここで推薦しています。

【pepper with】~を振りまく。マイヤー氏によると、人は嘘を言うことで、自分の話に不必要に多すぎる詳細をpepper withするそうです。

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プロフィール

ロッシェル・カップ

Rochelle Kopp 異文化コミュニケ−ション、グローバル人材育成、そして人事管理を専門とする経営コンサルタント。日本の多国籍企業の海外進出や海外企業の日本拠点をサポートするジャパン・インターカルチュラル・コンサルティング社の創立者兼社長。イェ−ル大学歴史学部卒業、シガゴ大学経営大学院修了(MBA)。『シリコンバレーの英語――スタートアップ天国のしくみ』(IBC出版)、『日本企業の社員は、なぜこんなにもモチベーションが低いのか?』(クロスメディア・パブリッシング)、『反省しないアメリカ人をあつかう方法34』(アルク)など著書多数。最新刊は『日本企業がシリコンバレーのスピードを身につける方法』(共著、クロスメディア・パブリッシング)。

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