EU、エネルギー市場混乱長期化への備え促す イラン戦争受け
写真はガソリンスタンド。3月4日、ドイツのベルリンで撮影。REUTERS/Annegret Hilse
Kate Abnett
[ブリュッセル 31日 ロイター] - 欧州連合(EU)のヨルゲンセン欧州委員(エネルギー担当)は加盟国政府に対し、イラン戦争を受けてエネルギー市場が「長期にわたり混乱する」事態に備えるよう求めた。各国エネルギー相宛てに送った30日付の書簡をロイターが入手した。
「混乱が長期化する可能性を見据え、各国政府が適時に準備を進めることを奨励する」と記した。
原油・天然ガスについては、EUは大部分を中東域外から調達しているためホルムズ海峡の封鎖による直接的な打撃は受けていない。しかしヨルゲンセン氏は短期的に、ジェット燃料や軽油などの石油精製品の供給を特に懸念していると述べた。
燃料消費を増やす措置や、石油製品の取引を制限する措置、これらの製品を扱う欧州の製油所の生産を阻害する措置を各国政府は取るべきではないとした。
また、「加盟国は緊急性のない製油所の定期整備を延期するよう奨励される」とも述べた。





