プレスリリース

マスバランス方式によるバイオマス・エボリュー(R)が、日本航空(JAL)の貨物ハンドリング資材に採用

2025年10月02日(木)13時30分
三井化学株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:橋本 修)は、温暖化問題の解決に向けた社会のバイオマス化を進める取り組みとして、BePLAYER(R)ブランド( https://jp.mitsuichemicals.com/jp/sustainability/beplayer-replayer/ )のもとバイオマスナフサによる誘導品(バイオマス化学品、バイオマスプラスチック)の展開を拡大しています。このたび、日本航空株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:鳥取 三津子、以下「JAL」)が日本国内空港の貨物ハンドリング資材として使用するストレッチフィルムに、株式会社プライムポリマー(本社:東京都中央区、代表取締役社長:吉住 文男)が製造販売するマスバランス方式によるバイオマス・エボリュー(R)が採用されました。
JALではこのバイオマス由来のストレッチフィルムを2025年10月より順次採用を進め、約50t/年のCO2排出量削減に貢献します。(ご参考:JALのプレスリリース https://press.jal.co.jp/ja/release/202509/009058.html )

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/547732/LL_img_547732_1.png
ストレッチフィルムを使用した作業の様子

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/547732/LL_img_547732_2.png
バイオマス・エボリュー(R)によるストレッチフィルムのバイオマス化

*ストレッチフィルム製造協力会社様:株式会社タニックス様、司化成工業株式会社様
*エボリュー(R): https://www.primepolymer.co.jp/jp/product/pe/evolue/index.html


■マスバランス方式(物質収支方式)とは
https://jp.mitsuichemicals.com/jp/sustainability/beplayer-replayer/massbalance/
「原料から製品への加工・流通工程において、ある特性を持った原料(例:バイオマス由来原料)がそうでない原料(例:石油由来原料)と混合される場合に、その特性を持った原料の投入量に応じて、製品の一部に対してその特性の割り当てを行う手法」(環境省バイオプラスチック導入ロードマップ)を言います。
石油由来のプラスチック・化学品と物性が全く変わらないこと、これまで難しかった素材でもバイオマス化が可能となるなど、カーボンニュートラル社会の実現に向けて社会全体のバイオマス度を向上させるための重要なアプローチです。三井化学グループでは、既に約40を超える製品群でマスバランス方式によるバイオマス化を実現しています(2025年6月現在)。また、サーキュラーエコノミーにむけたリサイクルソリューションとして展開しているケミカルリサイクルにおいても、マスバランスは重要な役割を果たします。

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/547732/LL_img_547732_3.png
マスバランス方式(物質収支方式)

■BePLAYER(R)
https://jp.mitsuichemicals.com/jp/sustainability/beplayer-replayer/beplayer/

画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/547732/LL_img_547732_4.png
BePLAYER(R) ロゴ

BePLAYER(R)は温暖化問題の解決のために、社会のバイオマス化を進める取り組みです。マスバランス方式によるバイオマス製品、セグリゲーション方式によるバイオマス製品、その他カーボンニュートラルに貢献する製品・技術の展開を進め、社会のGHG排出量削減に大きく貢献していきます。


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
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