プレスリリース

「株式会社ジェイ・ポート此花リサイクル工場」が9月24日よりリニューアル!選別機導入へ!

2025年10月06日(月)13時00分
株式会社ジェイ・ポート(本社:大阪市鶴見区、代表取締役:樋下 茂、以下 ジェイ・ポート)は、資源循環型社会の実現をさらに推進するため、「株式会社ジェイ・ポート此花リサイクル工場」敷地内に新たに選別工場を建設し、2025年9月24日より本格稼働いたしました。これにより資源回収率を飛躍的に高め、ゼロ・エミッション社会の実現に向けた取り組みを加速します。

新工場は、建設現場や製造業から排出される多様な産業廃棄物のうち、特にリサイクルが困難とされてきた混合廃棄物や複合素材に対応。高精度な自動選別設備と破砕・圧縮技術を組み合わせることで、従来の人力作業だけでは困難だった資源の回収率向上と処理効率化を実現します。また、危険物の混入検知によって安全性の向上も実現。社会問題となっているリチウムイオン電池などによる発火リスクの低減にも寄与し、循環型社会の実現に向けて取り組みをさらに強化してまいります。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/548709/LL_img_548709_1.jpeg
選別機

■新工場稼働の背景と目的
近年、世界的に「ゼロ・エミッション」や「マテリアルリサイクル率の向上」への社会的要請が高まっています。ジェイ・ポートは、これまで培ってきた静脈物流事業のノウハウに加え、自動化技術を取り入れることで、より効率的かつ高品質な資源循環を提供する必要がありました。

今回稼働した此花選別工場では、非鉄金属・各種プラスチック・紙くず・木くずなど、従来のラインでは選別が難しかった複合廃棄物を高精度に分離。単なる減量化にとどまらず、再び資源として活用できる「高品質なリサイクル原料」へと再生することで、最終処分量の大幅削減を目指します。


■今後の展望
ジェイ・ポートは、この新工場の稼働を契機に、環境コンサルティングと静脈物流の連携をさらに強化。排出事業者の分別指導から高付加価値なリサイクルまでを一貫して提供し、廃棄物処理コストの削減と環境負荷の最小化を両立するソリューションを展開します。
「経済発展(エコノミー)」と「環境保全(エコロジー)」が調和する持続可能な社会の実現を目指し、挑戦を続けてまいります。


■株式会社ジェイ・ポート環境経営理念
私たちが関わる産業廃棄物業界においては、不法投棄、有害物質の発生、大気汚染、自然破壊といったネガティブなイメージが先行している一面が少なくないかもしれません。

ある意味それは当業界の業務が環境に多大な影響を与えることを示しており、今後、我々は人・社会・自然など地球のすべてのものと共生をすることを考えた上で環境保全活動に率先して取り組まなければならない責務を負っていると言えます。

同時にその影響力をもって、我々の地道な業務の積み重ねにより世の中をいい方向に変えられるという気概を社員一人一人が持ち続けたいと考えます。

これまで私達が不自由なく享受してきた水・大地・空気といったかけがえのない地球の財産を次世代に美しい状態で引き渡すため、ひいては経済活動(エコノミー)と環境保全(エコロジー)が両立できる持続可能な社会を創り出すため、その社会的責任を自覚し、社員一丸となり継続的に環境活動に取り組んで参ります。

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/548709/LL_img_548709_2.jpg
代表取締役 樋下 茂

【新工場の概要】
施設名称 :株式会社ジェイ・ポート此花工場
所在地 :大阪市此花区梅町2-3-55(※既存工場を拡張)
稼働開始日:2025年9月24日
敷地面積 :約2,450m2
主な設備 :破砕機、圧縮梱包機、選別機
処理対象物:建設系混合廃棄物、廃プラスチック類、紙くず、木くず、金属くずなど


【株式会社ジェイ・ポート 会社概要】
商号 :株式会社ジェイ・ポート
代表者:代表取締役 樋下 茂
所在地:〒538-0041 大阪市鶴見区今津北3丁目3番13号
設立 :1996年(平成8年)8月2日


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プレスリリース提供元:@Press
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